fukugen(福言):出会い気づき変わるためのヒント

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少子化対策3

少子化対策、ストレートなやりようは、3つくらいあると思います。

まずは、結婚を増やすことです。この対策に限っては、女性40歳くらいまでを対象にします。シルバー層が結婚しても、少子化対策には寄与しません。子供が生まれるところに重点を置かなくてはなりません。

 

年齢や性別での区別を何でも差別と捉える風潮が著しく増しています。このあたりもそろそろ、きちんと考えられるようにしないと、ますます息苦しくなるのに、です。

 

もう一つは、結婚しなくても、子供を育てられる環境を整えることです。嫡外子を嫡子同様に扱うことなどです。これはフランスの少子化対策で、もっとも有効な政策でした。

結婚を選ばないフランスで、結婚する日本より、子どもが生まれる社会になったのは、確かです。ただし、日本で、どのくらい有効かは、未知数です。

両親がフランス人というカップルから生まれた子は減少、フランス人と外国人の カップル、もしくは外国人同士のカップルから生まれた子が出生率を押し上げているからです。

つまり、移民政策に関係するといえます。

 

最後は、その移民です。

国民の平均年齢が、20代、10代の国もあるのです。

日本があこがれられているうちに、外国の人、そして、移民に慣れていきましょう。

 

後者の二つの案は、今の自民党では、皇室問題も含めて、頭が古く堅い人が多いので、法案としては難しいでしょう。

日本は、外国人労働者は受け入れつつも、公式には永住する外国人としての移民は受け入れていません。

 

でも、若い人が、行動して変えていくことです。

あなたたちの老後に日本がなくならないために。

 

 

<出生に占める婚外子の割合は、日本の2.38%(2020年)に対し て、

フランス61.0%、スウェーデン54.5%、イギリス48.2%、アメリカ40.0%、

イタ リア35.4%、ドイツ33.3%(イギリス2017年、その他は2019年)。韓国1.9%。

2017年、フランスの新生児出生数は76万9千人、日本は94万1千人。

フランスの総人口は、日本の約半数。

人口1千人あたりの出生率、フランス11.5、日本は7.5。

婚姻数は、フランス23万3千組、日本60万7千組。

(フランスはInsee統計、日本は厚労省人口動態統計)>