ラクビー、31-38オールブラックスに惜敗、でも日本選手の合計体重の方が重いんですよ、なんだかなあ。
一週間前の話の続きです。(#ソーシャルVR国勢調査2021)
男性の使うアバターの性別は、7割以上が女性を使い、
女性は、そのまま女性アバターを使う人が、7割です。
「見た目がかわいい方がいい」
「普段より自信を持てる」
アバターは、本人自身の見た目を判断されない世界です。
このレポートでは、ヴォイスチェンジャーの利用が、17パーセントとか、VR恋愛事情も調査しています。
相手の性格に魅かれるのはわかりますが、アバターのビジュアルや声にも惹かれるとは。
VR内での恋愛は、「砂糖」というそうですが、40パーセント、恋に落ちているそうです。ヘビーユーザーでは、76パーセント。
◯ザイオンス効果
これはどうも、単純接触効果です。ザイオンス効果とは、1968年に、アメリカの心理学者ロバート・ザイオンスの論文で発表された心理現象。同じ人や物に接する回数が増えるほど、その対象に対して好印象を持つようになるというものです。
◯承認欲求での男女差
インスタなどの写真に自分を写り込ませるのは,女性に多いそうです。
男性は、女性に比べて自撮りもしないし、自分の写真の顔を好きな人は少ないそうです。
女性は「写真の自分」を承認してほしいのに対し、男性は、自分の行動,仕事を承認してほしい,そういう違いがあるという人もいます。
男性が自己有能感に支配され、何かを成し遂げていない自分は否定しがちなのは,わかります。顔でモテるタイプでなくとも、能力,権威、地位,財力でモテる人もたくさんいるからです。そして、どうも女性もそうなりつつありますが、なんか、よいのかなという気もします。
◯らしさの否定と多様化
かつて男性社会で頭角を表した女性は、男まさり、つまり、独身で家事も育児も関わらなかった人も多かったのです。それが、女性らしさを見直す風潮になりました。
そこは欧米も同じでしたが、日本では、男性の男らしさを削ぎ落とし、中性化、女性化、まさに性にとらわれないように世界に先駆けていっているようです。相変わらず国や政治は保守的ですが。
そして今や、女性らしさ、など言うと、ハラスメントまがいの扱いを受けつつあります。
「いいのか、これで」と、ジジイには嘆いている人が多いでしょうが、
バアさんも、喝采を送っている人ばかりではないでしょう。
一方に偏らず、いろんな人がいるのが、多様化に寛容な社会です。
「らしさを押し付けてはいけない」というのは、「らしさをなくせということではない」と、言っておきたいのです。