◯マスクを外せない日本人
<マスクについては、屋外では原則不要です。人と近距離で会話をする場合は着用が推奨されます。屋内では人との距離が確保でき、会話をほとんどしない場合は、着用不要です。基本的な感染対策はメリハリをつけて、マスクは場面に応じた適切な着脱に努めていただくようお願いします。(厚生労働省)>
と言われているのに、相変わらず、日本では、同調圧力が強いのでしょう。
「つけろ」という注意はわかりますが、「つけなくてよい」という注意は、本来、不要でしょう。皆がマスクでは、これから増える外国人観光客が戸惑うからから、厚生労働省もしつこく注意喚起なのでしょうか。厚労省の信頼のないのはともかく、これまで何事にもダメしか言わないところが、よいと言っているのです。
コンビニとか入るのにも要るような、要らぬような、、、。
コンビニの一部で、「自由意志で、、」という掲示を出したところもあるようです。
お客さんの間でも、トラブりかねんかな。
私は、別の理由で、顎マスクにしています。
商売柄、周りが絶対にコロナを移さないでとピリピリしているからです。
なんせ、演奏家らは、一発アウトですからね。
日本人はマスクに抵抗がないどころか、つけておきたいように思えます。
◯マスク生活での変化
「マスクで、どのような点で変わることがあると思うか」については、
次の順です。
「声の大きさに気を付けるようになる」( 74.1%)
「はっきりとした発音で話すようになる」 (57.5%)
「相手との距離に気を付けるようになる」(45.1%)
「相手の表情や反応に気を付けるようになる」 (39.8%)
「自分が話すタイミングに気を付けるようになる
(令和2年度「国語に関する世論調査」調査時期:令和3年 3月4日~29 日)
声に関心がいくのは、悪いことではありません。
日本人は、花粉症でマスクは慣れているし、平べったい顔、しかも、大きな声で長く話さないし表情筋や口を使わないから、マスクしても、抵抗がないのでしょう。
目で察して、口に出さない文化ですから、欧米人のように「マスク強制は、人権侵害」というのはピンとこないんですね。口を隠すのは、向こうでは犯罪人なのに、日本では奥ゆかしいってもんですから。
口を覆うなら、目力の勝負になります。しかし、感情伝達には、もう一つ、眉が使えます。
マスクをすると、表現としては、目と眉が決め手となるのですね。
◯眉の力
眉というと、村山富市元首相の眉毛が思い浮かびます。当年98歳、お元気です。
ディズニーは、動物に眉と唇をつけ、表情豊かにしました。手塚治虫は、動物だけでなく、ロボット、アトムにも眉をつけました。
今は、若い男性も、眉も整えるようになりつつあるようです。
◯キティの口
キティには、口がありません。これこそ、日本人の感性を象徴しますが、全世界に愛されるキャラクターになりました。キティの着ぐるみ、初めて見たときは驚きました。身長リンゴ5つ分でなかったのかよ、、。