fukugen(福言):出会い気づき変わるためのヒント

表現、創作、スピーチ、雑談のネタの欲しい人、今の自分と社会・世界を結びつけたい人、考えを深めたい人に

利権と楽して空回りする愚民主主義

◯発言の切りとり

黒田総裁の家計の値上げ許容度の発言、

確かに切りとられて、意図も違うのですが、

そのような反応になることくらいは、意識しなければいけないでしょう。

紛らわしい用語を使うから、そして、マスコミも野党も切り取るからです。

言葉の撤回や謝罪を求めるより、政策を批判したり具体策を提案したり

しなくてはならないでしょうに。

 

◯税金無駄遣い

政治家もマスコミも、なんら発展性のないやりとりで

時間、論議、報道、税金を無駄にしていく

否決される不信任案を出しては否決させて

時間と税金と、なによりもご自身たちの人生を

無意味に無駄にすることを繰り返しています。

皆で時間をかけて精査して進めていくのが、民主主義ですが、

そこを甚だしく履き違えているのでしょう。

こうして失望させ、才能ある人材が入ってこないようにしているのでしょうか。

 

政治家も今や、二世三世、

生まれたときから、豊かな生活、親の影響下で、

国民への献身や使命感でなく、

利権や待遇、役得をみて、継いだとしか思えなくなってきました。

 

そうでなければ、この状況下で、政治家同士の会合に、

税金を使って、何万円もの食事を

度々、平気でできるわけないのです。

 

で、批判もあがらない、どっちもどっちですが、

言われなくとも正すべきことは正せないのでしょうか。

文通費は、名称変更で、調査研究広報滞在費?

そんな問題じゃなかったでしょう。

もはや、コントです。

こうした論議で時間を費やして、日本は沈んでいく。

 

◯新しい民主主義の新しいリーダー

新しい資本主義は、何も見えない。

かつて、わがままに振る舞った安倍晋三さんとトランプは、

ハッタリでもごまかしでも嘘でも、みえているだけ、ましだった、

となるかもしれません。

岸田さんとバイデンは、その反動。

人の話を聞き、批判を受けては政策を修正し、

国外には強気に発言して、国内では何もしない。

 

何もしない人が、リーダーとなるのは、

今の日本を象徴しているのでしょうね。

何か言うと揚げ足をとられ、本筋と関係ないところで

その収束に追われまくる、

このSNS社会で、大きく変わりつつあるのでしょう。

 

黒田総裁は、年収3,500万円、です。

地位からみると高いわけではありません。

生涯で11億円とやらも、どこと比べるかによります。

ただ、円安容認で動かず動けず、

2パーセント未達成の繰り返しで

もう9年か、あと1年、任期を続けるのでしょうね。

 

訂正、生涯賃金13億円だそうです。6/22