fukugen(福言):出会い気づき変わるためのヒント

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インビジブルな時代へ

◯議員報酬は、労働生産性での歩合制に

参院選、公示されました。

初心は、立派だったであろう政治家も、当選してチヤホヤされるうちに、

志も飛んでいってしまう、

同調圧力に屈し、忖度上手しか権力に近づけない構造、

そこだけはガッチリしているのでしょう。

 

一旦売れるなり、稼げる仕事ばかりをして、芸が荒れる輩を見ていると、

それまた信用がおけません。それでも、芸人は、仕事をしないと金にならない分、

正当と思っていましたが、知名度を得たら、出続けると金になる、

なら、政治家と似たり寄ったりかも。

出続けるのも当選するも大変とは承知していますが。

公僕が高給をとり、芸人や政治家が来賓接待でもないのに、

庶民の行けないグルメ三昧は、おかしいでしょう。

いや、だから、庶民か。

 

◯時代は変わる

都知事として、石原慎太郎さんには許された贅沢が、舛添さんには許されなかった、

あのあたりで、時代は、意識は、変わったのです。

気づかなければいけなかったことです。

 

高い報酬や待遇を批判しているのではなく、

それに見合った仕事を、ということです。

そうした見返りが、その労力、いや成果に見合っているのか、です。

日本がいつも言われてきた労働生産性が低さが、

もっとも当てはまっているようにも思えるのです。

 

なら、固定給でなく実働給、いや完全出来高制にしてはいかが。

正規雇用の平均給与額あたりでよいでしょう。

議員定数もなくして、成果なしはクビに。

権限を自浄もできない当事者に与えたのが、間違いですね。

官僚、役人も一緒に、更新制に!

 

◯親方日の丸

ロシアや中国などの個人的独裁よりも、

日本のこうした顔の見えない組織的独裁の方が、タチが悪いように思えます。

 

個人が訴えた裁判は、国をバックとした組織にほとんど勝てません。

負けても国なら税金から出て、責任も賠償も個人にはいかない、

それどころか、責任者さえわからないのです。

親方日の丸の威厳の維持においては、全ての既得利権者が結束して、

その優秀な頭脳とチームワークを働かせるのですから、

変わりようがないのです。

 

ロシアを常任理事国にしたときには、核を他の国に持たせないで占有し、安全に管理するはずの大国が、それを持っていない国に、使うなどと脅すことは、考えもしなかったでしょう。

しかも、その安全を条件に核を放棄したウクライナに。

これでは、北朝鮮だけでなく、核の拡散を止められるわけがありません。それどころか、どんな約束事、条約も信用ならなくなります。もっともアメリカこそがこれまでに最大の罪をなしてきたのでしょうが。

 

有権者の自己責任

まあ、有権者が政治家の評価、判断を投票で示さなくてはならないのに、

「いいですよー」と言っているのですから、

どちらもどっち、ゆえに、この国は沈んでいっているのです。

 

国民皆歯科健診制度や、教員免許更新制廃止7/1〜の話など、

何もかも、後ろに利益が見え、楽になる方、楽になる方に進んでいます。

お金でないところでも利権で格差が進んでいるのです。

となると、そうでない、苦しくなる人がさらに苦しくなるわけで、

そういう人たちを支えられる政党がないのです。

支えるとは言っているだけで、、、。