<ビデオリサーチ社の調べによると、今回の世帯視聴率は35.3%で、2部制となった1989年以降最低だった2021年の34.3%から1ポイントの上昇にとどまった。>
もう、歌手が「出場するのが夢でした」という紅白ではありません。お茶の間のTVが、時代を引っ張っていた頃と比べても意味もないでしょう。それにしても、NHK、朝のニュースにも紅白にも、自社のドラマの宣伝をいれすぎでしょう。CMがないから、私は見ているのに、もうギリです。
◯TV番組「LIAR VOICE」1/5
歌手、松崎しげる さんとhitomi さん。それぞれ4人のなかから、本物の一人の歌唱を当てるという企画。パネラー、島崎和歌子 、つるの剛士 、朝日奈央さんが判定。どちらも当たるという虚しい結果になりました。
<アーティストの姿をしたアバターの歌を聞いて、パネラーは、偽者=「ライアーボイス」だと思う色のアバターを1ステージごとに1人ずつ選び、脱落させます。最終的に3ステージまで行い、残った1人が「リアルボイス」ならパネラーの勝利。偽者なら「ライアーボイス」の勝利になります。果たして最後に残るのは、アーティスト本人か、ライアーボイスか!?>
う〜ん、勉強にならなくもないのですが、日本人の歌手が他人のヒット曲を歌うときは、コピーになることが多く、松崎さんのようにオリジナリティを出せたらよいのですが、コピーとなるとモノマネ歌手がうまいときもあるし、オリジナリティを癖としてオーバーに表現するとモノマネ歌手に間違えそうですが、シンプルに、伝わる力、感じる力で聞いたら間違えないので、成立するのかなあ。でも、格付けやモニタリングでは、なぜか、成立しているし、歌手の実力とパネラーによるのでしょうね。
◯プロ歌手のカラオケバトル
元旦放映の「THEカラオケバトル」#を見ました。プロの本人歌唱でのカラオケ採点ということで、その何人かに興味がありました。
カラオケの採点機能もいろいろ変わってきていますが、歌手もデビューから、さまざまに変わっていくからです。アスリートと違い、芸能界に残ると歌手としての正式な引退もあまりないだけに、日頃、歌手業を行っているのかも問われることでしょう。
私としては、ヒット曲を出した時点でのレコードや実演の採点も比べられるとありがたいのですが。
(私は、日本の歌手については、歌唱実力のあった人ほど、デビュー時がピークとみています。コンスタントに長く活動する人は、シンガーソングライターが多いこともあるのでしょうが、歌唱力であまり評価されなかった人に多いのも、この国の特徴です。)
参考の点数である日本国民の平均点が、曲によって差があっても、82〜87点と高いのです。うまい人やその歌が得意な人が、多くの回数を歌って軒並みUPさせているのでしょう。1パーセントの人が、残りの人の総計の何倍か歌うと、こうなるのでしょうか。歌のよしあしでなく、同じ歌を歌い続ける人の点数は、「近所の歌うま」までは到達するし、カラオケのチャンピオンなどなら、プロ歌手より点数が高いことも多いからでしょう。
こうした番組もカラオケの採点での高得点狙いの歌い方が多くなったので、いつしれず見なくなりました。確か、えなりかずきさんとかが、100点めざして出ていた頃だったような、、。
今回も、その点においては、点数があまり高くなかった歌い手、国民の平均点を下回ったプロ歌い手もいて、ヒットさせた当時よりはかなり劣るものの、歌としては悪くなかったので、私の基準との違いを確認した次第です。声が劣る分、歌唱技術が、いや、見せ方として優れてしまったケースです。
麻倉未稀さんのヒーローを久しぶりに聞きました。爆風スランプのサンプラザ中野くんのRunnerも。
#「THEカラオケ★バトル2023年新春SP」
『あの大ヒット曲ご本人何点だせる?紅白歌手参戦SP』1/1
目安
100点・・・伝説の大スター
96点以上・・・歌うま歌手
90点以上・・・プロ歌手
87点以上・・・近所の歌うま
平均点以上・・・ただの歌好き
平均点未満
(出場者)
麻倉未稀 久宝留理子 サンプラザ中野くん hitomi 堀内孝雄
森口博子 日野美歌 酒井法子 前川侑那 森若香織(元GO-BANG’S)
アグネス・チャン 純烈 ササキオサム(元MOON CHILD) 串田アキラ