ドラマ「最高の教師、、、」の続きのセリフです。
九条教師とハブられ#ていた生徒、鵜久森が、それぞれ二人の生徒を説得します。ここも、オーバーラップです。
ーあなた方は1度でも、自分を傷つけ、ないがしろにする人間と仲良くしたいと思った事はあるのですか。あなた方にとって彼らに嫌われると言う事は、そんなに嫌なことなのでしょうか。
〜孤立したときに、(九条先生の)仲の良い友達が「あいつらと仲良くしたいと思ってるのか」って。「そう思っていないなら、傷つく必要などない。その輪に戻る必要もない。泣きながらあいつらの自由を守る必要はない。私は何があっても、あなたの友達だから。みじめな顔するのは、今すぐやめろ」と。
ー誰かに嫌われることは、辛い思いもすることもあるかもしれません。
自分をないがしろにした人間など、今どこで何をしてるかなど知りもしない、確かな日々が訪れると言うことです。
〜自分や自分の大切な人に後ろめたく思ってまで、誰かに合わせる必要なんてない。その気持ちをわかりあえる人と巡りあいたくて私は今日ここに来た。だから、。
ー相手の反応なんて想像するまえに、ただ単純に心のままを伝えればいいのです。
そのために必要なことなら、私は何でもします。
〜私なんかがと嘆いていても、1人の世界が変わることはないって気づいたから。一緒に後ろめたさにみじめな顔するのは、やめにしない。
ー私とともに、諦めることをやめる覚悟はありますか。
それは、今の状況は変えられないと諦めることを、そうして人生に消極的になる状態を続けることをやめる、ということです。
そして、考えを改めた二組は、これまでにいえなかった相手に本音をぶつけるのです。これまで、無関心、無難を装い、できるだけ関わらないようにしてきたのを、あえて自分の言動で状況を変えようとするのです。
「そのために必要なことなら、私は何でもします。」
九条先生の決め台詞です。
いらぬ想像を切ることを九条先生は、言っています。
恐れること、これまでの日常が悪くなることを想像するのでなく、
もっと良くなること、将来、この日々を後悔することがないことを
もっと大きく想像しようということでしょう。
「人生は恐れさえしなければ、とても素晴らしいものだ。
そのために必要なものは、勇気、想像力、そして、サムマネーだ。」
これは、チャップリンの言葉ですね。
チャップリンのいう勇気とは、覚悟、だと思うのです。
#はぶ・る【▽葬る】 《「はふる」とも》
1 死者を埋葬する。ほうむる。「神 (かむ) ―・り―・りいませて」〈万・一九九〉
2 火葬にする。「薪を積みて―・りて、上に石の卒塔婆を立てけり」〈著聞集・二〉
《名詞「はぶ」の動詞化》俗に、仲間外れにする。「グループ内で―・られる」
(goo辞典)