続きです。
◯「最高の教師 1年後私は生徒に🔳された」第3話#7/29
九条里奈先生(松岡茉優さん)とクラスではぶられている生徒の鵜久森(芦田愛菜さん)が、それぞれ、教室を支配するグループから遠いところの、部室を乗っ取られている工学研究会男子二人と優等生の女子二人の二組を説得します。
以下、二人が、そのせりふを
いつもブログで取り上げてきたドラマのインパクトのあるせりふと違い、
抑えた口調で、淡々と諭すのです。オーバーラップして、進行します。
ーそれはあなた方の本当の声なのでしょうか。
〜でも逆らえない。逆らったら余計めんどくさいことになるってことがわかっているから。
ほんのちょっとしたら後ろめたさに知らないふりすれば、明日は何事もない毎日になるはずだから、そう願う。
ーもう、そういうふうに想像することを一緒にやめませんか。
あなた方を苦しめる原因の大半を想像です。目に見えない順番もそう。
こうしたらこう思われると配慮する人間関係もそう。
ーそして、その想像に1番苦しめられるのは、いつも優しい人です。優しいから、人の気持ちを想像する、自分の立場を想像し、嫌なことも我慢する。
なぜそんな優しい人ばかりが損を被る世界で、日々を過ごさなければならないのでしょうか。
優しい人ほど、もっとこの世界をたやすく考えるべきだと。
自分のまわりにいるすべての人に理解されて認められる必要なんかないと。
ここから、さらに考え方と対策が示されていきます。
#第3話<「拝啓、心優しき貴方へ」
九条里奈(松岡茉優さん)は、鵜久森(芦田愛菜さん)を信頼する味方として『頼る』と宣言。その想いを受け取った鵜久森は、勇気を出して行動する 。>