fukugen(福言):出会い気づき変わるためのヒント

表現、創作、スピーチ、雑談のネタの欲しい人、今の自分と社会・世界を結びつけたい人、考えを深めたい人に

09.社会・歴史

デモ、囚人か殺人者か(5)

映画は娯楽であり、表現の自由から、大人に禁じられるものはないと思ってはいても、 我々はそこまで大人でないということも知っておく必要もあるのでしょう。 「靖国」も上映されるようで、それは日本のよさでもあり、いい加減さといえるのだが。しかし、こ…

デモ、囚人か殺人者か(4)

自分の見知らぬものなら、すべて殺してもかまわないという、ハリウッド的というより、アメリカに代表される?人間のおそろしい血、人間を同胞と考え、人類皆兄弟といいつつ、映画ではともかく、現実にいろんな惨劇が行われているのは、この日本でも、毎週の…

デモ、囚人か殺人者か(3)

ときにアメリカが核をもったとき、東側が同時に開発できなかったら、今、世界はどうなっていたかと。ドイツ降伏後の学者の引き抜き合戦は、さぞかし、米ソ共国としての命がけだったのね。朝鮮戦争、ベトナム戦争、キューバ危機、中東戦争と、結果として核は…

デモ、囚人か殺人者か(2)

少なくとも一対一で戦うことで、その後、生涯、殺した相手の命を背負って生きた時代から、道具、特に銃という素人でも簡単に扱える遊び道具の兵器ができてから、大きく変わった。大砲や空爆や核も、いわゆる報復ができる脅威として武器を保持することが、唯…

デモ、囚人か殺人者か(1)

かなり前のことだが、韓国の「ブラザーフッド」がハリウッドを越えたというPRで引き込まれ、兄弟愛に涙ぐんでしまっただけなのだけど、同胞である北朝鮮の兵士をあれだけ殺す場面が続くと、知り合いの一人を殺すとか、殺さないかというシーンも、そんな問題…

過去との決別

過去は存在しない。過ぎ去ったものだから、そこにとどまるのは、不幸なことだ。自分が伸びるためによきライバル、自分を叩く奴や敵を大切にすること。いなければ、無理にでもつくること。

日本人のノー天気、ノーリスク

主語のない日本語、最近の匿名性というのはさらに輪をかける。共通語もない。自筆のサインもない。ハンコとは日本流の責任逃れのツールとも思える。責任を逃れていると、何事も自分のモノともならず、ただ、他人の足をひっぱるだけの人生になるということで…

負けない交渉術

時間を使わせる。譲歩する余地を予めとっておく。損得を明示する。「Don't sweat small stuff」(小さなことに汗かくな=気にするな)

この頃の志向

お笑いと漫画の時代となりつつある。宿命と運命は違うのに、自分でやりたいと思わない。夢が小さい風潮らしいが、大きな夢をもって社会につくそう。それでも、子供や若者まで平穏、のんびり志向となるのは。日本人の多様性は、デリバティバ副次品を生み出す。

非属の才能(2)

社会に適応できない人の喜ぶ論理で支えられている、いつものパターン。あなたにもできるよ、退社したら成功できるって、起業したらうまくいくって、そんな人なら、こういう本は読まないというパターン。というのも、社会に適応できなくとも、社会が適応して…

非属の才能(1)

“どこにも属せない感覚”を非属という。(『非属の才能』 山田玲司著)才能だけが人生とは、あたしはちっとも思わないから、こういうことを求める人、才能で生きたいという人に消費されてしまうだけのようにも思う。この本に属してしまうような人は、そもそも…

恵方巻き

節分の日に恵方巻きを一気に食べるという風習が、コンビニなどでも定番。豆まきの豆では、売上げにならなかったのでしょうね。「2月3日節分の夜に、その年一番に縁起の良い方向(今年の恵方 南南東)に向かって、切らずに無言で丸かぶりすると、願い事が叶う…

寿司に学ぶ

技術があっても、味がわからなきゃ、よい寿司はにぎれないものでしょう。そういうことを学ぶべきなのよね。

野村の流儀

楽天、野村監督。いつも最下位チームを、戦力外選手を再生させて、成績をトップクラスに持っていく。「監督は気づかせ屋さんだ」という。野村監督は、「三流は無視、二流には称賛、一流は非難する。」と古田がいう。(『カンブリア宮殿』)

親の世話

俳優、奥田瑛二さんの奥さん、安藤和津さん。介護で親の下の世話についての苦学。「子供のは将来がある。でも、親は旅立つ。今しかない」「何よりも自分の子供のときに取り替えてくれたこと」と。

日米元兵士の野球決戦(2)

80年生きた人間同士の握手の重み。そこから私たちは学ばなくてはならない。敵って何なのか、敵にする、あるいは敵にされる、その力こそを敵視しなくてはいけない。武器とバッドは大きく違う。戦争とスポーツも。人間の生み出した叡智の結晶の一つがスポーツ…

日米元兵士の野球決戦(1)

80歳、日本人で戦争で、パールハーバーからトラック島まで。友人を殺した相手、友人は海底に眠っている。野球好きの少年を敵味方に。生死を分けた戦争、そして、変わらぬ国歌。スポーツで決着つける。戦争に負けた日本も、勝ったアメリカも。人を殺すことが…

すきやばし次郎さん(2)

「自分に合う仕事はない。与えられたら、それを天職と思ってがんばればよい。」と。「まだ何かあるんじゃないかと捜す。楽しいですよ。」げこである。この歳で現役は彼だけ。仕入れなどは、弟子や息子に任せている。引き際は ・・・。フランス三ツ星シェフ …

すきやばし次郎さん(1)

三ツ星の82歳、すきやばし次郎さん。7歳から奉公、料亭へ。26歳でようやく寿司屋へ行く。本手返し、うまくできない。昼休みもオカラを握る。40歳で15坪の店で独立。本手返しから「二郎握り」を発案。60歳、70歳、名人と呼ばれるようになる。不器用だから、3…

風の又三郎の話

武田鉄矢さんの「風の又三郎」は、死神であったという話を聞く。人は大人になるまえ、といっても15歳くらいまでに、死に誘われることがある。それを拒んで人間のルールを守るようになった人だけ大人へ、つまり成長したということになる。

米良美一さんの半生

小さい頃、30回の骨折と寝たきり状態、寝返りも打てないで、介護を母にしてもらう。こういう人が報われて嬉しいと思うのです。「今がいかに幸せで恵まれているか、感謝できるために、感謝するには、嫌なことを経験するのもいいんだな。」とは、米良さん曰…

守屋事件と日本人(7)

これは、日本人に昔から多い傾向だから、いまさら言うこともないが、あたしの意見が気に食わなければ、それを望むところだし、気に食わないように思うように書いてもいるのだから、読んでくれなくなるのもわかるが、気に食わないものから目をふせないことで…

守屋事件と日本人(6)

本当はそれに刺激され、「Be Artist たれ」と願うのだが、今の人は自分の気に食わぬ人や意見があれば、読んで反論したり、考えを深めるのでなく、それと関わらなくする。まだ幼稚なレベルでも、人と関わろうとする熱意は認めてあげなくてはと思いつ…

この頃のことば(4)

3通りの人間がいる。「できごとをみてる人 できごとを文句つける人 できごとを起こす人」 (『ハードラック』)「才能のある選手はリスクを恐れない」 (『ゴール』)

この頃のことば(3)

「社長が前のめり トップの元気度 頭よくなくてもよい」(南部靖之)「さらけ出して熱く語れ」「トップダウン 同じことを何度も説明する 平易に簡単に」(新浪剛史)(『プロフェッショナル』)

この頃のことば(2)

「夢と生活」(坂本幸雄)「飲みに行かない」「祭りにして仕事を忘れる」(佐藤章)「一人も落とせない」(鈴木成一)「正反合 こんなすごいことだったのか、うまい反をみつける」

この頃のことば(1)

「同じことを何度も言って、本当に信じていると分かってもらう。」「楽しく仕事してもらう。正しいよりも共感。こうなりたい、この方法でやりたい。」「行き先のビジョンを示し、共感を得る。なぜ、どんなよいことが・・・。一緒にそこに行きたいと思う。」…

「ルワンダの涙」

死さえも超えられる人たちもいるし、いた。94.4.11に国連軍が放置した学校で、2500人以上のルワンダ人が、そして3ヶ月に803人が民兵に殺された。「犠牲は最上の愛」という。

「戦火の奇跡」

「どの時代にも必ず36人の正しき人がいる。誰かはわからない。正しき人自身にも。他人の苦しみをすべて一人で背負うといわれる。」モデルとなったペルライカ、1988年表彰され、1992没。彼自身のことばとして残っているのは、「過去のことでなく今後も起こり…

グローバリゼーションののりか

同じ仕事なら、同じ賃金、それがフェアなのに、保護政策というのでは、もう農業も人も企業も、海外に出て行く。あなただってきっとそうでしょう。松井、イチローを失って、日本の球界は、グローバリゼーションにまだ目覚めないの?横綱二人外国人でも、日本…