女子サッカーとジェンダー問題 慶応応援の大声

夏の甲子園大会、慶応が優勝。

スタンドの慶応の応援団の声がすごかったですね。

それでも歌詞が聞こえるのは、人間の声も耳も、たいしたものですね。

 

<平凡な飛球を、中堅手・橋本航河と左翼手鈴木拓斗が交錯し、落球(記録は中堅手の失策)。互いに声を出していたが、慶応の大応援団の歓声にかき消された。昨年の甲子園も経験している橋本は「今までとは比にならないくらい。去年とは全然違った。(地面が)揺れるくらいに感じた」。(毎日新聞)>

 

 

◯ワールドカップ女子サッカー スペイン優勝8/20

<サッカーの女子ワールドカップ(W杯)は、シドニーで決勝が行われ、スペインが1-0でイングランドを下し、優勝した。、、、才能と創造性あふれるプレーを見せたスペインが、選手と同国サッカー連盟の間の論争を抱えながらも、初優勝を果たした。yahooニュース8/21>

日本は、このスペインに、4ー0で、勝っているので、世界一の実力です。

 

◯ソーシャルアスリート

LGBTQについて、ワールドカップ女子サッカーでは、95人が公言、8人に1人にあたります。

性の多様性容認の動きとはいえ、ゲイやレズビアン以外の場合、スポーツ競技では、男性が女性に筋力での運動能力で勝ることが多いため、多様性は認められにくかったのです。

男性の体を持つ女性は、女子チーム、女性の競技に参加できないのです。

 

リオデジャネイロ五輪陸上女子800メートルのメダリスト、銀のニヨンサバ(ブルンジ)、金のセメンヤ#(南アフリカ)などは、DSD規定で女子400~1500メートルに出場できません。

<ナミビア・オリンピック委員会は、陸上女子400メートルの金メダル候補など2人が、筋肉量に結びつく血中のテストステロン値が世界陸上連盟の基準を超えたため、同種目での五輪出場ができなくなったと発表。>

 

テストステロンは性ホルモンの一種で、女性の分泌量は男性より少ないものです。

東京五輪は、陸上女子の一部種目でテストステロン値を基準に参加資格を制限し「女性」として生活している選手でも「女子」で競技できないというルールを導入した最初の五輪になりました。トランスジェンダー女性の問題が大きいわけです。

で、2021年からは、この基準は撤廃、参加さえ不可となりつつあります。

アメリ女子サッカーチーム#でも、差別せず、公正な競技にするには、テストステロンの値での判断となったわけです。ホルモン療法が合わない人もいるのに。

 

 

 

#セメンヤ選手

<セメンヤは、子宮や卵巣がなく、体内に精巣があって男性ホルモンであるテストステロン値が女性の通常の3倍、アンドロゲン過剰症。世界陸連(当時は国際陸連)は、2011年、アンドロゲン過剰症の女性アスリートは、テストステロン値を基準値まで下げる必要との裁定、セメンヤも薬を服用した。セメンヤは当時について「それによって私は病気になり、体重が増え、パニック発作を起こし、心臓発作を起こすかもしれない状況だった。毎日、ナイフで自分を刺しているようなものだが、私に選択の余地はなかった。18歳で、走りたい、五輪に出たいという思いだったので、それが唯一の選択肢だった」と話した。>

 

#アメリ女子サッカーチーム

<2019年5月、米国サッカー連盟は、女子サッカー代表選手たちが「性差別がある」として男子代表と同等の賃金や待遇を求めた訴訟に対し、差別を否定する文書を裁判所に提出した。女子サッカー米国代表は全28選手が原告、公民権法に違反すると訴えている。>

<サッカー女子の世界で、性の多様性を受け入れる大きな流れができたのは、2012年、アメリカ代表のスター選手メーガン・ラピノレズビアンであること表明したことからでした。

2015年のワールドカップでは、20人がカミングアウト。2019年には、40人、今回95人。こうした発信をする選手は、社会を変えるために声をあげる「ソーシャルアスリート」として受け入れられています。>