fukugen(福言):出会い気づき変わるためのヒント

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踏み切りと「白い一日」 世情

◯世知辛い世情

回転寿司店の迷惑行為に対し、最近の若者は常識がないとか日本人の質が落ちたといわれます。でも、スマホで、これまで見えてなかった迷惑行為が可視化されるようになっただけですね。昔はもっとひどいことがたくさんあったのですが、知らなかったし公にならなかっただけでしょう。

しかも本人が自ら、他人に迷惑をかけるだけの自分のくだらない行為をUPして自爆するとは。メディアを安易に使うことでの影響を知らず、かわいそうといえばかわいそうです。

 

岸田首相の秘書のように、オフレコなのに、思ったこと言っちゃ悪いんかい、となると、

公とか職務とか関係なく、そのぐらいの配慮がないと務まらないよ、です。

本音で思っていることとプライベートでも口に出すこととは、区別するのが、大人です。

 

でも、こういう幼稚で時代についていっていない人が、パッシングされることで、新しい世界の常識が、世間で認知されて、世の中が変わっていくわけです。

ただ、強盗殺人は違うでしょう。なぜ、高齢者を殺すのか、殺さなくとも強盗できるだろうに、そこを犯人に聞きたいところです。

それにしても、中国の気球?は、日本上空通過を見逃したままだし、ロシアを逃れた技術者は獲得しようともしない、身銭は切らぬし議員宿舎家賃は下げるは、この国の政治家もまた、質が落ちたというなら、史上最低ライン更新中といえそうですね。

 

 

◯踏切事故と「白い一日」

長い踏み切りを渡りきれず、事故に遭いかねない高齢者のことが、ニュースになっていました。

距離が長くなると、まんなかにスペースがあるところも多いので、2回に分けて渡るように、あるいは、まんなかにも踏み切りを設けて、電車のくる方だけ、閉めたらよいのに、くらいは考えた上で何かの理由でできないのでしょうね。

 

踏み切りというと、

好きな歌と影響を受ける歌は違うのですが、私には、小椋佳作詞、井上陽水作曲の「白い一日」です。その感じとビートルズの「The Fool on the Hill 」は、後に自分の創作作品を見ると、影響、受けているんですね。暗い内面を持った子どもだったんだなあと、いまさら。

 

ある日踏切のむこうに君がいて

通り過ぎる汽車を待つ

遮断機が上がり振りむいた君は

もう大人の顔をしてるだろう〜(「白い一日」)

 

Well on the way, head in a cloud

The man of a thousand voices talking perfectly loud

But nobody ever hears him or the sound he appears to make

And he never seems to notice〜

あれこれ空想しながら

1000もの声を持つその男は、とてつもない大声で話している

それでも、誰一人として彼の声もその音も聞いた者はいない

そして、彼も全く気にしていない様子。(「The Fool on the Hill」)