◯梨泰院ハロウィン圧死事故から
梨泰院(イテウォン)の下り坂での事故、その被害の大きさにはびっくりしました。10/29
で、我が身を振り返って、最近、エスカレーターもとても長くなっているので、階段のように踊り場がないと、上方で誰かが倒れたときに危ないと思っていました。
エスカレーターは、乗ったら動いてはいけないものですから、片側だけに乗る追い越し車線のようなマナーは、渋滞の元とも思っていました。しかし、片側をあけるのは、安全策になるかもしれません。まあ、両側とも混んでるときは、隣へジャンプできるでしょうか?お気をつけください。
韓国は徴兵制があるので、心肺蘇生を学んでいる人が多数いて、役立ったようでもあります。高齢化社会ですので、このあたり、考えたいものです。
私のところでも先日、AEDのあるところを確認しました。
こうした大事故では、これから、責任の所在が争われていくでしょうね。
ということで、
◯法廷もの#
せりふの練習の定番として、法廷ものをよく取り上げてきました。「評決」#など。
法廷ものは、弁護士や検事、被告人が熱弁を振るうからです。冤罪もの、ミステリーやホラー、警察ものと兼ね合わせた作品も多数あります。
名優の名演技、真骨頂が味わえます。
洋画を字幕で見て、また、吹き替えで見ると、学べることがたくさんあります。
◯映画「ゼウスの法廷」
10年前ですが、「ゼウスの法廷」#、この作品では、裁判官がクールに淡々と進行させます。
これは、日本の裁判、つまり、司法の出来レースへの批判となっています。
三権分立も司法の独立#も判事の独立権も、形だけの日本、形だけの民主主義の一面が描かれています。
それからも変わりませんなあ、むしろ、先日、とりあげた公文書破棄など、逆行していませんか。
ともかくも、法廷もの、下記に並べてみます。
#「ゼウスの法廷」
<若きエリート判事の加納と婚約した女性、恵は、激務に追われる加納との暮らしに不安を感じ、同窓会で再会した元カレの山岡と密会を重ねる。そして事故で山岡を死なせ、恵は重過失致死罪で起訴される。加納は、自ら志願して彼女の裁判を担当する。
#司法の独立
憲法76条3項 すべて裁判官は,その良心に従ひ独立してその職権を行ひ,この憲法及び法律にのみ 拘束される。
裁判所法81条(監督権と裁判権との関係) 前条の(注:司法行政の)監督権は,裁判官の裁判権に影響を及ぼし,又はこれを制限す ることはない。
#『評決』( The Verdict)は、シドニー・ルメット監督作品。医療過誤訴訟の法廷もの。初老の弁護士をポール・ニューマンが演じる。1982年。
#法廷もの
<法廷劇、リーガル・スリラー(Legal thriller)とも呼ばれる。
裁判所や法廷を中心に展開し、審理過程を通じた事件の真相や人間ドラマ。主人公は、弁護士、検事、判事、陪審員など。
リーガル・サスペンスや推理要素の強いリーガル・ミステリも多い。司法制度の意義を問うもの、審理の過程を描いたもの、冤罪で苦しめられる人を救う「勧善懲悪もの」、軍法会議を取り扱ったもの、独自の司法制度(町奉行など)を題材とした「歴史ミステリー」もある。
日本では「大岡裁き」や『遠山の金さん』など町奉行による勧善懲悪の「奉行もの(お白洲もの)」も含む。アメリカでは、司法への関心が高く、司法取引での駆け引きを描いた作品も多い。
法廷ものの作品
◯日本映画
裁かるる女(1939年)
白い巨塔(1966年)
事件(1978年)
疑惑(1982年)
12人の優しい日本人(1991年)
39 刑法第三十九条(1999年)
半落ち(2004年)
それでもボクはやってない(2007年)
裁判長!ここは懲役4年でどうすか(2010年)
ステキな金縛り(2011年)
三度目の殺人(2017年)
99.9-刑事専門弁護士-THE MOVIE(2021年)
◯海外の映画
背信(1937年)
十二人の怒れる男(1957年)
情婦(1957年)
ニュールンベルグ裁判(1961年)
アラバマ物語(1962年)
死刑台のメロディ(1971年)
評決(1982年)
告発の行方(1988年)
推定無罪(1990年)
ア・フュー・グッドメン(1992年)
フィラデルフィア(1993年)
ペリカン文書(1993年)
告発(1995年)
評決のとき(1996年)
真実の行方(1996年)
英雄の条件(2000年)
リンカーン弁護士(2011年)
ジャッジ 裁かれる判事(2014年)
砂上の法廷(2016年)
黒い司法 0%からの奇跡(2019年)
◯テレビドラマ
事件(NHK版1978年 - 1984年、テレビ朝日版1993年)
七人の女弁護士(1991年 - 1997年)
家栽の人(1993年)
正義は勝つ(1995年)
HERO(2001、2006、2007、2014、2015)
最後の弁護人(2003年)
離婚弁護士(2004年 - 2005年)
マチベン(2006年)
7人の女弁護士(2006年、2008年)
告発〜国選弁護人(2011年)
リーガル・ハイ(2012年 - 2014年)
99.9-刑事専門弁護士-(2016年、2018年)
おかしな弁護士(2017年 - 2018年)
リーガルV〜元弁護士・小鳥遊翔子〜(2018年)
指定弁護士(2018年)
イチケイのカラス(2021年)
(Wikipedia抜粋)>