◯生まれたら一千万円の借金
国の2023年度一般会計予算における、要求総額は、約10兆4 8 4億円です。
日本の国の借金は、6月末で1255兆1932億円、国民一人当たり1千万円を超えました。
生まれたら、一千万円,借金を背負うのです。
一方,ガソリンは1ℓ170円を超えた分が補助金となり、年頭から9月末前に1兆9000億円を当てています。
どうみても,使い方、おかしいですね。
ガソリン高騰で大変になる業界があるのはわかりますが、一方的な補助は,市場原理を歪め、フェアな競争でなくなりかねません。
子供が生まれたら、一人につき一千万円の補助金を出す。それでもプラマイゼロです。ガソリンの補助金分だけで、19万人に出せるでしょう。ちなみに2021年に、この国で生まれたのは、81万人。
◯生産から消費に
資本主義というのは、最初は生産、やがて、消費することに一所懸命になったわけです。
単一作物のプランテーション、囲み込みとシンクロします。グローバルで貿易しないと生きていけなくします。
消費できないほど生産しているのは,愚かなことでしょう。
◯消費の支配
たとえば、みんなで楽しんでいた歌を、いつの間にか、専門の人が作るようになって、そうした歌もお金を払って、聞くという形ができてしまったのです。
自分の曲を演奏するのに著作権料を払ったり、著者が自分の本を買うのに、定価からちょっと著者割引したくらいで買わなくてはならないなど、この原理に支配されることになっているのです。
◯消費者から生産者に
一方で、今では、多くの人がメディアツールを入手して、創造したものを発信しています。
それは、生産活動になります。
あらゆる人が生産者になると、文化や芸術も身近になります
消費者がプロダクトするのです。プロダクトするコンシューマです。
それは、偉い人だけが一方的に発信できるよりも、よいことです。
真の才能も認められやすくもなります。
人生のレールがなくなると、アウトローも一か八かの勝負でなく、才能が足らなくとも,それなりに生きていけるようにもなります。いろんなサークルができ,相互扶助の関係ができ,新たなコミュニティとなるからです。
◯生産と創造の違い
その分,インフラや生活必需品の生産オンリーで生きた人より,稼げなくなるのは,当然かとも思うのです。アートは、消耗品ではないからです。
生産するからといって,価値になるわけではない。また、同じようなものを皆が生産すると,その価値は下がるのです。
やはり,そこでも、一握りの強者とその他大勢の弱者が生まれるのです。
自由の名の下、格差はむしろ拡大します。YouTuberの世界をみたら一目瞭然です。
,,,大雑把!すぎ,,ですよね。