バブル期前後の経済を振り返りますと
東京ディズニーランド1983年開園、
アメリカの入国ビザ免除1988年、
1995年1ドル79円、円高ピーク
と日本の経済は、最盛期を迎えていました。
〇起業のすすめ
経済産業省によると、1979年には169万人が起業を希望していましたが、バブル期には178万人、しかし、2012年には84万人にまで減りました。増えているのはシニア起業家です。
GDP 500兆円のうち、個人消費が300兆円ほどあります。
設備投資が100兆円、残りは政府支出と貿易収支となります。
〇ITが生むサービス業
ITでのイノベーションが職を増やすと、
そこで、必ずサービス業での雇用が生まれます。
多くは対面型サービス業です。
コミュニケーションに時間を割くようになるわけです。
〇明治からの120年とその後の30年
明治政府による上からの近代化により、戦後の石油エネルギーからの自動車、家電産業の発展、さらに、重厚長大産業から軽薄短小産業へと、日本人はうまく時代に乗ってきました。
ところが、ITによる知識産業化には乗り遅れました。
これが、団塊の世代後の日本人のビジネス発展の壁となっています。
スーパーコンピューターのホストに固執して、パーソナルコンピューターなどの開発を怠ったせいでもあります。親方日の丸通産省の読み違いともいえます。
その前に、サブカルチャーのような新しい動きを押さえてしまったところが、
大きな差になってしまったのです。