fukugen(福言):出会い気づき変わるためのヒント

表現、創作、スピーチ、雑談のネタの欲しい人、今の自分と社会・世界を結びつけたい人、考えを深めたい人に

お店の経営 ドラマ「六本木クラス」

◯ドラマ『六本木クラス』

竹内涼真さん主演のドラマ『六本木クラス』(テレビ朝日木曜21時)。Netflixの韓国ドラマ『梨泰院クラス』の日本版リメーク。まさに韓国ドラマの設定や筋立てです。

私はかつて、韓国のエンタメ業界を知りたくて、韓国の100話前後もある時代劇ドラマを結構、見ました。「太祖王建」はそれを超え、私の歴史物バイブルの一つです。

ついでに、近代の政治ドラマや成り上がりリベンジドラマも見ていました。

これは、明らかにそのパターンです。

 

『六本木クラス』第3話(7/21)から

居酒屋「二代目みやべ」で働くことになる前のインフルエンサーの麻宮葵(平手友梨奈さん)のせりふを取り上げます。相手の主人公のせりふは省きます。

IQ162、運動神経バツグン、ファッションセンスとビジネスセンスを備え、ソシオパス(反社会性パーソナリティ障害)の天才大学生が、恋に落ち、主人公を助ける経緯です。かなり複雑で難しいキャラです。

 

<居酒屋で仕事したことないですよね。

バレバレです。

宣伝以前の問題が多すぎて。

全部です。

最初はうまくいくと思って始めたんですよね。

その根拠は。

今までは熱意だけで何でも乗り超えてきたかもしれないですけれども。

インテリアは雑だし、従業員は素人だし、あと料理も脂っこい。

潰れる飲食店のほとんどがそう。

商売とは何かも知らずお店を出すんです。>

 

◯潰れない店

代々木に30年以上、事務所を構えています。駅のまわりに新しく出ては潰れる店舗がたくさんあります。私が使う店は5軒ぐらいしかありません。そこは潰れません。

新しい店が出たら、1年もつか3年もつか、予想します。大体、当たります。

 

代々木駅の東側は、地上げもされず古民家しかなかったのに、三年前から、「ほぼ新宿のれん街」ができ、若いカップルや外国人で賑わうレトロな飲み屋街となりました。ここが拡大していくのは、ハズレました。よいことです。

 

会社と同じく、店も、5年もつのは、100軒に5軒もないわけです。私は仕事上のこともあるので、できた店は必ず1度は入ります。2度入りたいと思う店は、100軒に5軒くらいです。それでも1、2年と経つうちに、質が落ちて、二度と行かなくなります。

以前に、ホテルの最低必要な条件を掲げましたが、お店の場合は、もっとわかりやすいです。

味、料金、店内の設え、サービスと。それらが、店の雰囲気となります。

言われたことしかやらないお役所仕事では務まりません。それは、空気でわかります。

 

このドラマ、次回は、この葵がマネージャーとして改革のアドバイスをするようです。

 

 

♯太祖王建(テジョワンゴン)

韓国KBSで放送された歴史ドラマ、全200話。

2000年4月1日から2002年2月24日、韓国でこのドラマの最高視聴率60.2%。