◯日本人の行動基準
日本人の美的感覚はけっこう高いと思いますが、日常の行動では、必ずしもそれを取り入れていません。実際のところ、値段や数量、簡単で便利なことを優先し、生活の質や環境、文化的芸術的な美しさに、さほど価値をおいてもいないようです。そうでない人もたくさんいますが、、。
人の目を気にして、劇場や映画館でも大声で笑ったりしない、のは、よいマナーのようですが、本当に心から楽しむことにを抑える習慣がついているとも思われるのです。
私は海外のアトラクションで、最初に受けたショックは、観客が「誰かやりたい人いませんかー」と呼びかけられたとき、老若男女問わず、多くの人が手を挙げ、積極的に前に出ようとしていたことです。動物園や水族館などの施設も、インタラクティブな交流をもとに、ショーが組み立てられていたのです。日本でも今はだいぶ変わりましたが、まだ、やらされ感、マニュアル通り感が抜けていません。
日本では、助けを必要としている人がいても、「もし、ありがた迷惑だったらどうしよう」と、行動できない人も多いのです。席を譲ることでさえ、そうです。
一人なら親切に動ける人も、まわりに人がいると傍観者になる、個人として思いのままには、動けなくなるのです。そのあたりは、海外に行って、鍛えられるとよいと思うのです。
恥の文化にはよいところもたくさんありますが、前に出るときに恥を気にしなくてよいのです。
私たちには、
自己主張しない、
人の目を気にする、
現状維持を好む、
自ら動かない、
余計なことをしないほうがいい
そうしたことが、身についているように思います。
◯行動を変える
「家族が好き」とか「自分が幸せ」といっているなかにも、いろんな問題があります。
問題に立ち向かうには、勇気や体力が必要です。
人の関心に関心を持ち、一時の時間でも、その人のためだけに使っていくことの大切さを知りましょう。
だからこそ、本当の気持ちを通じ合え、つながっていることが実感でき、自分に価値があると信じられるのです。
◯つながり
自分がおかしいと思っても動けないなら、人を頼りましょう。でも、誤りを認められる人にしか重要な決定を任してはいけません。
優しいだけでなく、強い心を持った人を探しましょう。
自分を生きているなら、人とつながるために必要な行動をあらゆることに優先することです。
時間と気持ちに余裕があってこそ、優しくなれます。
心からしたいこと、
人間的に成長しているか
どれだけ人の役に立ったか
誰でも自分の話に心から耳を片付けてくれる人を求めています。
それに応えるのは、誰にでもできることです。
自ら、機会を求めましょう。
社会を変えたいなら、自らが変わりましょう。
人を変えるのではなく、一人ひとりが自ら変わっていく、
それには、気づく力が必要なのです。
まずは、目の前の一人からです。
なんか、私らしくない文章になってきたのですが、自戒を兼ねて、活かしときますね。