近くに将棋会館があり、羽海野チカさんの高校生棋士マンガ「3月のライオン」のキャラクターのマンホールが6種類9枚あります。
で、神社内の都指定有形民俗文化財の「富士塚」を登りました。登山下山で2分ですけど、、。
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初詣で富士塚を登りつつ、考えたのはシャカシャカシャカ、生死のこと。
〇生老病死
ここでの生は、生まれることは苦しみであるという釈迦の教えです。
現在の日本では、安全で豊かな生活が当たり前ですから、生きることが苦しいなどというのは、当然ではなくなりつつあります。だからちょっとしたことで余計に苦しいのでしょう。
人生は苦、そう考えなくては生きていけなかったときを思うことも、大切なことです。
〇宗教ということば
宗教のReligionは、再び結びつけるという意味です。
神を忘れた人をもう一度、神の世界に結びつけること、それが神との契約ということです。
日本では、宗教ということばが入ってきたのは、江戸が終わってからだそうです。それまでは信仰があっても、宗教はなかったのです。ことばとしては、なかったのです。でも、だからこそ深く存在していたのでしょう。
〇情報の場
私たちは、モノに情報がついていると思っています。しかし、そうではなく、情報の場にモノが存在しているのです。神社やお寺に行くとそういうことを感じます。
ですから、情報空間に働きかけることで、結果として、物理空間に影響を及ぼします。気で病気を治すなどを考えてみるとわかりやすいでしょう。
〇宗と教
中村元氏の語る宗教の意味です。
「宗教の宗と言う字は人間を超えた大いなるものを意味する。
人間の究極の拠り所である真理、実在を宗と呼ぶ。
それは言語で表現できず、人間の思考を超えたもの、
これを言語表現を借りて説かれたものが、教である」
スピリチュアルだなぁ。