真鍋淑郎氏がノーベル物理学賞を受賞しました。気象学では初めてです。まさに環境問題が取りざたされているところに、持ってこられたような感じもします。日本人の受賞者は28人、うち物理学は12名です。これこそ日本人が科学的思考に弱いと言うような俗説への反証です。日本人であっても、ニュージャージーのほうにお住まいなのです。今回の件とは、直接、関係ありませんし、世界中で活動する日本人は素晴らしいと思います。しかし、なぜ日本の優れた頭脳の流出が起きるのか、日本の研究環境づくりを見直すべきだと思います。
さて、実践法としてのアドバイスです。
何事も、言語化していく習慣を身につけましょう。
過去と未来とつなぐには、言語が必要です。
あなたの経験と将来をつなぐのです。
宇宙や地球とあなたの生活の場をつなぐには、
言語が必要です。
世界とあなたの意識をつなぐのです。
世界の見え方が変わること、
ときに大きく揺らぐことこそが、
学ぶことです。
そして、できるだけ、全体的に普遍的に
考えているところから活動に結びつけていきます。
どこか、そういう機会や場をもつようにしていきましょう。
自ら、そういう場を作り、共有して、学び合っていきましょう。
大きく考え、足元で実践することです。
Think globally, act locally.