○原発の人災と国家の衰退
原子力発電は、3.11で証明されたように、国土が狭く、人口が密集し、しかも天災の多い日本でのリスクが大きすぎます。いろんな見解がありますが、私が思うに、リサイクルできないものは、今や使ってはなりません。
避難させないのは「由らしむべし、知らしむべからず」のお上の考えそのままです。そのお上は、アメリカに伝えているのにSPEED1の公表をしなかったのです。
リスクを想定外というのは、リスクの捉え方がおかしいのです。その後も責任が曖昧なままで、第二次大戦の敗戦の構造と同じことと指摘されている通りです。
「歴史」は、生きること、人と生きていくことのため、必修です。それを活かさないと、日本の場合、人災が天災のようにしてスルーされていき、また繰り返されてしまうのです。
○体制の転換
国家は、正義ということなどからは程遠い、多い方の民という数をもって、あらゆる手段をとっていきます。自由主義社会といえども、情報は、出していてもマイナーなものとされると排除されていくので、伝えることをよくよく考えていかねばなりません。
圧政を防いだり壊したりすることを、どうリスクマネジメントすればよいかについて、常に考えておくことです。歴史的な成り立ちのところから不正や残虐なことが情報公開されることで、体制が崩壊するようです。例えば、ソ連邦の成立と、その後の崩壊のプロセスをみると、よくわかります。
資本主義は、自由の名のもと、結果としては、格差を目指してしまいます。「資本」という、持っているものが生む利益を基にしているゆえに、です。
民族主義は、リスク分担、ローカルであることで、多様性を保持する可能性はあるのですが、棲み分けが肝要でしょう。
○ドバイと難民
160階828mブルジュ(タワー)
50万人のシリア人がドバイに避難(2016年)
2017.3までシリアからの難民502万人(トルコ296万人)、これは人口の4分の1
○日本の活力
中国のGDPは、2000年には日本の4分の1、2010年に追いつき、2018年には日本の3倍となります。つまり、20年経たずに対日比12倍の成長です。例えるなら、18年前に、こちらの稼ぎが20万円のとき、5万円しか稼げなかった国が、今年、60万円稼ぐということです。
最大の懸念の一つ、非婚、晩婚化は、ワークバランスだけでは解決できません。東京では、待機児童の問題が、地方では、児童がいない、母親となる若い女性がいないという問題なのです。
アーティスト=エンターテイメント、人を喜ばすリベラルアーツは、教養教育です。演劇でコミュニケーションを学び、キャリアにします。
○AKB48という場
「辛いときこそ誰の心にもいる底力君に会えるチャンス」(夏まゆみ)
「軽蔑していた愛情」(2007.4.AKB48)は、自殺の歌でしょう。神7とオタの「そりゃそりゃ~~」は、一世風靡セピアのもの、そこから20年のギャップ、ゆえに30代半ばのファン、そしてファンの厳しい目、劇場という場とメジャーとの壁が育成システムとなっているのです。