毎日、スポーツで、
パリオリンピック選考もあり、
目が離せませんね。
この韓国シリーズ中に、昨年のWBC優勝からちょうど1年を迎えます。
◯ダイソーの創業者、矢野 博丈#さん、
2月12日に心不全で死去。80歳。
自ら「転職9回、夜逃げ同然1回、火事1回」と、
成功者には珍しくネガティブな発言を残されました。
<大学卒業後、従兄弟が経営していたくず屋の手伝い、妻の実家のハマチ養殖業を継いだが、3年で倒産。東京へ夜逃げ、百科事典のセールスマンとなるが一冊も売れず、ちり紙交換に転職。兄のお抱え運転手、義兄の経営するボウリング場。
1972年3月、28歳、広島市でトラックで雑貨を移動販売する「矢野商店」を夫婦で創業。
1977年 大創産業(100円SHOPダイソー)として法人化。
2023年現在、国内4360店、海外25の国と地域で990店を持つ。
2023年2月期の売り上げ高は5891億円。取り扱い商品は約7万6000アイテム。
- 「自分は才能も運もない人間だから、神様が一生懸命働く以外に人生の選択権をくれなかった。それで、ここまでこれたけえ」
- 「自分は頭は悪いし、顔も悪い。次に生まれ変わるとしても、もう自分には生まれたくない」
- 「6年ぐらい前まで「ダイソーはつぶれる」という確信を持っていました」
- 「やってきたことがいいか悪いかは、ダイソーが潰れる時にならんとわかりません」
- 「朝礼は年3回。創業から25年間会議ゼロ、目標、予算、ノルマを立てたことがない。経営計画もない。行き当たりばったり」
- 「見よう見真似で成功したのはホームセンター、コンビニまで。100円ショップで成功したのも単なる偶然なんじゃけ。偶然はそう何回も起きるもんじゃない」
- 「人間には将来を見通す力なんてないから、ウチには経営計画も戦略も何もありません。予算やノルマもないし、朝礼さえウチはやってない」
- 「会社が潰れたら自殺しようと思っていましたから。30代の頃は会社が潰れたら、秋田か北海道のひなびた温泉に妻と子どもを連れて行って、妻が仲居頭で僕が風呂掃除とお客さんの背中を流す係をやろうなんて思っていたんですが、45歳くらいになってくると扱う額が大きくなりすぎて、もう死ぬしかないなと。ゴルフに行っても『あの松の木、首を吊りやすそうだな』って思うほどでした」
- 「我々の時代は会社が潰れたら社長は死んで、借金を生命保険で払うしか選択肢がなかったので、当時は僕のような考えが当たり前でした」
- 「夢は畳の上で死にたいです。どうせ自殺でしょうけど、できれば畳の上で死にたい。それが夢です」(Wikipedia編纂)>