円高、株安ですね、サプライズ、黒田ショック。最後っ屁?
日銀の金融政策見直しに「政策変更でない」とのコメント。遅すぎるでしょうけど、、。
中国のコロナ政策変更とダブってみえました、、。
◯中国の政治
習近平#主席は、今年、慣例を破って、3期目続投です。独裁者として4期目も考えているでしょう。鄧小平路線の江沢民や朱鎔基は、党大会にいなかったし、胡錦涛は、習氏の隣に座っていたのを閉会式で退場させられ、世界中に放映されました。江沢民は、先月11/30亡くなりました。
内部の抗争相手を一掃したのです。この独占排除は、体制強化とみられているようですが、むしろ、ぎりぎりに追い詰められたことゆえと思われます。
ロシアを表立って支援できないのは、住民投票での独立の強行を認めたら、台湾やウイグル、チベット#などでも、同じことを起きるからです。
小池都知事の勧める太陽電池、大丈夫なんか?中国、ウィグルの、、。
#江沢民(1926年8月17日 - 2022年11月30日)第5代国家主席1993年– 2003年
#胡 錦濤(1942年12月21日 - )第6代国家主席、2003年ー2013年
#習 近平 第7代国家主席
◯コロナ禍でのほころび
今回のコロナ禍に対する政策転換は、抗議活動で政府が方針を変させることができるという自信を民衆に与えてしまいました。
その後の感染拡大は、政府の信用をなくすか、やはり、ゼロコロナ政策が正しかったとなるかは予断を許しませんが。
◯華僑とエリート層の分離
中国の急発展のエネルギーは、華僑の力にありました。時の政権から周辺の国々、東南アジアから欧米まで逃れた人が、資金も技術も中国の成長を支えたのです。しかし、独裁や言論の自由への弾圧には、うんざりしてきています。世界に散らばっているユダヤ人のように広範なネットワークと強い絆があったのに、香港の状況からもおのずと手を引きはじめているのでしょう。
さらにアメリカなどに留学している若い人が、自由に発言できる国になじんだら、今の中国をよく思うことはないでしょう。経済的な急成長の中では、人々は、案外と不理尽なことに耐えるものです。日本の高度成長の時代を考えても、そうでした。ワールドカップで勝ち続けるサッカーのように夢に向かって熱中できるからです。不平不満があっても表面化しないのです。それが今回、ゼロコロナ政策に対して、中国都市部で政権批判にまで出てきたのは、相当に大きな変化でしょう。
#中国は多民族国家で、56の民族で、9割以上が漢民族。自治区も漢民族の中国共産党が実効支配している。自治区には、内モンゴル自治区(内蒙古自治区)、広西チワン族自治区(広西壮族自治区)、チベット自治区(西蔵自治区)、新疆ウイグル自治区(新疆維吾爾自治区)、寧夏回族自治区がある。