ペルーのモケグア州のウビナス火山が噴火したと報じられています。
2000年の今日、噴火したのは、三宅島です。
◯噴火と政変
浅間山噴火から続けます。
天明期には、食糧不足で、上野国、信濃国では百姓一揆や打ちこわしが頻発、天明上信騒動です。米価が高騰、米屋の買占めなどがあり、米屋が襲われました。天明の打ちこわしです。
グローバル、自由化、商業主義が、天災で、挫折したのです。
現代とリンクしますね。
この番組の磯野道史氏によると、その時、今のお金で100億円を援助したのが、幕府でなく、熊本藩、藩政改革、教育改革に成功していたからです。
そして、その改革をまねたのが、会津藩、薩摩藩、佐賀藩で、力をつけていきました。
これらが、そのまま、70年後、幕末の争いにつながります。
加えておくと、浅間山の火山噴出物で、北半球の気温は、年間1.3度も低下。ヨーロッパでも異常気象、凶作、これがフランス革命につながったともいわれます。グリーンランドの氷河からも、1783年の浅間山の火山灰が確認されたそうです。
さて、ようやく発足したマイナンバ情報総点検本部のトップは、河野太郎大臣、紙の保健証の廃止の推進本部のトップは、加藤勝信厚生労働大臣だそうです。
すでにトラブルだらけの中で、うまくいっていると語っていた人たちが、そのままトップにつく人事、あきれるしかありません。
次回、寛政の改革で締めようかと思います。