fukugen(福言):出会い気づき変わるためのヒント

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道央紀行2

函館山展望台。

あたし、14歳ではじめてきて以来、何度きたことか。

この夜景は、北島三郎さんが青函連絡船の手すりに片道切符を握りしめ、

またあたしも10代でそうして上京したことを思い出させたわ。

昭和30年前後の上京って、あたしの頃なら、きっと欧米に行く以上の感覚よね。

時間的にみても、青函連絡船東北本線に乗り継いで、12時間以上。

あたしが東欧に行ったときが、そのくらいだったかしら。

あなたたちならって、あんまり変わってないじゃん、この20年。

でも月とまではいわなくても、月に行ってどうするの、

キューバやジャマイカくらい行かなきゃって。

そこ行っていた奴がいたわ、あたしの弟子に。

北島三郎さんの記念館。同じところにGLAYも。

Art Style of GLAY! 函館の生んだアーティスト。

サブちゃん、通学風景のセットあり~ ・・・らしいわ。あまりに地味で。

通学も片道50キロ、列車で厳寒の中を毎日。

親はニシン漁、不漁から船を売って学費を支えた。

「この道ひとすじ 遥かなり」(北島三郎

だからね、その親への恩なんかがあって、サブちゃんの歌なんだよねって。

あたしゃよく「北島三郎の弟子」っていう話で、

使わせてもらってるけど、だから、すんません。

ファンの方、あたしにゃ、語る資格ないんです。