fukugen(福言):出会い気づき変わるためのヒント

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初秋の京都紀行(6)

大河内山荘より一望する。帰りは嵐山温泉足湯でぬる~。あだし野の念仏寺。
空也上人の地蔵和讃に、
『これはこの世の事ならず死出の山路のすそのなるさいの河原の物語・・・
みどり児が河原の石をとりあつめこれにて廻向の塔をつむ
一重つんでは父の為二重つんでは母の為・・・』
とあるように、嬰児が一つ二つと石を積み上げた河原の有様を
想わせる事から西院の河原という。

あだし野は化野と記す。『あだし』とははかない、むなしいとの意で、
又『化』の字は『生』が化して『死』となり、この世に再び生まれ化る事や、
極楽浄土に往生する願いなどを意図している。」(と、ここまでパンフそのまま)