fukugen(福言):出会い気づき変わるためのヒント

表現、創作、スピーチ、雑談のネタの欲しい人、今の自分と社会・世界を結びつけたい人、考えを深めたい人に

「照ノ富士 2020年7月幕内復帰前頭17枚目からの優勝」

「腰をおとしてのすり足、柱につっぱりをくり返すテッポウ。私はかつてきらいだった。地道な稽古をつづけました。歯をくいしばって1日も休まず1年間。

すると、毎日くり返してるとくせになってくる。くせになってきたら好きになってくる。24時間を全部かけて、寝てるときも見るくらいできたら、今からは何をやってもうまくいくんじゃないかと感じました。」

(逆転人生「傷だらけの天才力士~照ノ富士 奇跡の復活劇~」NHK1/9より

「限界の先に成長あり、栄光への近道なし」(山田久志座右の銘

 

「盲目的になりやすい時代」

歴史的にみて、共通目標が不在、相対的になり、一人ひとりバラバラ、何でもあり、何にも信じられないとなると、それに耐えられない人から、何かを盲目的に信じていくものです。

考えて判断するのは、めんどくさいし、それでよいのかは、本当のところ、誰にもわかりません。となると、不安で苦しいからです。

なかでも真面目な人ほど批判的になっていきます。そして敵を設定し、擬似コミュニケーションに陥ります。それはつながり、きずなになり得ず、自分はないがしろにされているという感情をもちます。

すると、慎むべきものを公にしたり、タブーを犯いたり、破壊して乗り越えたくなるのです。

「グローバリズム」

グローバリズムとは、グローバル・スタンダードということからの和製英語です。市場原理主義新自由主義アメリカ型資本主義、今では、金融資本主義というものです。

1990年代から、アメリカの国益に全てを持っていかれた日本は、バブル崩壊後、デフレのままの状態で国力を落とし続けています。

アメリカの自己中心主義に傷ついてきた日本のような立場の日本人が増えたように思います。

このブログについて

ここには、私個人が感じたことを、やや角度をつけて掲載しています。世の中にはいろんな見方があります。その違いをふまえてこそ、お互いに学びあい、成長の糧にしていけるでしょう。意見が異なるからといって否定するのでなく、相手の論拠を学ぶ手間を惜しまないことです。他人と異なる意見や考え方を持ち、それを表現することを恐れないで欲しいのです。

「本とタブレット」

本の重さや大きさ、その感触や匂いは、独特のものがありました。道具と人との関係が、全て同じ大きさの一つのタブレット、そのうち、ウォッチやそれ以下の大きさとなると、精神への働きかけが弱まるのではないでしょうか。

もちろん、タブレットでマンガを描くと、紙にインクで描くよりダメな作品になるとはいえません。  [606]