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富裕層は日本の教育に不信

◯富裕層は日本の教育に不信

 

<日本人の海外留学および外国人の日本留学のデータ

日本人の海外留学は、Japan Student Services Organization(JASSO)等によると、

2024年3月末まで、日本人の海外留学者数は 89,179人 と、前年度比で1.5倍に増加。
2018年度(115,146人)をピークとした水準からは、約26,000人少ない。


 別調査によると、2024年の日本人海外留学者数(調査対象40社)約 70,253人 で、

2019年の水準の約90%に達したというデータもあります。
高校生レベルでは、2023年度に約 35,000人 が海外プログラムに参加。>


 政府・文部科学省は、2033年までに日本人の海外留学者数を 50万人/年 に引き上げる目標です。
アジア諸国(フィリピン、マレーシア、シンガポール、韓国など)への留学が増加、欧米・オセアニアへの留学は、まだ2019年水準を超えていません。

 

<外国人の日本留学は、2024年5月、Japan Student Services Organization(JASSO)によると、336,708人 に、前年比で約21%の増加。

これは2019年(約312,000人)を上回る。 

日本語学校:107,241人    高等教育機関(大学・専門学校等):229,467人
出身地域では、アジアが約92.5%。
2023年5月時点では、279,274人、2024年に大きく回復。>


 円安の進行や日本の安全性・文化的魅力によるのでしょう。
日本政府は、2033年までに外国人留学生数を 40万人 に拡大する目標です。

 

 

世帯年収3,000万円以上を境に、富裕層の意識や消費行動が大きく変化する傾向が見られ、

それは、子どもの海外留学志向が強く表れています。

 

 (博報堂富裕層マーケティングラボが実施した新富裕層調査 2025)

<子どもの海外留学に関して、世帯年収3,000万円以上の家庭の45.2%が子どもの海外留学を希望。(1,500万円~3,000万円未満で28.3%、1,000万円~1,500万円未満で18.0%)>

 この富裕層は、家事や育児の外部委託に対する志向。アートや文化活動への関心が高く、消費意欲も旺盛。モノやサービスの機能やスペックだけでなく、それにまつわるストーリーや背景を重視して消費します。より高い教育機会時間の創出文化的・精神的な豊かさを重視するのです。

 セレブなどが、日本の学校教育を信用できないというのは、困りものです。

 

因みに、国の教育への援助も、少ないようです。

<日本では、初等教育から高等教育までの教育機関に対する支出の対GDP比が 約4.0% 。

経済協力開発機構OECD)加盟国平均の約4.9%を下回る。

2025年版報告で初等〜高等教育までの教育投資が、対GDP比3.9%。

高等教育(大学・研究教育を含む)段階における在学者1人あたりの公財政教育支出は、日本では 8,184米ドル 、OECD平均の15,102米ドルの約54%>

 

<日本では、幼児教育段階で公的資金の割合が78.2%(OECD平均85.6%)、

高等教育段階では37.5%(OECD平均67.4%)>