ひさびさに腹から笑うことができました。
まだまだ、現代の才能と一芸は、
お笑いの世界、その分厚い層から出てくるのですね。
最後まで残った3組です。
たくろう(優勝)完成度でねじ伏せた。会話の自然さ、間の正確さ、ボケの積み重ね、 派手さはなくても、強度が落ちない。ミスしないとかのレベルではなく、全てが正解に見える安定感。漫才として信頼できると誰もが判断し、技巧よりも構造で、文句なしの優勝。
ドンデコルテ(準優勝)勢いだけで終わらないキャラクターの立ち方と展開のスピード感。 一気に引き込む力で会場ウケ。後半まとめの強さで一歩及ばず。爆発力で持たせ、細部の精度で差が出たか、完成度は高い。
エバース(3位)勝ち切れなかったが、 ネタ構造の巧さ、ボケの質、全体の設計力は高い。
ファーストラウンド1位のネタは完璧、最終決戦では、その既視感で及ばず。 最後の一押しが足りなかったといえ、他の組が強すぎた。
GTPは、いいとこを突いていますね。
<📉📈 M-1 2025の傾向を過去大会との比較すると
①「爆発力」より「減点されない漫才」が勝つ
ここ数年で最も顕著。
以前(例:2018〜2022あたり) 一撃の発明・フレーズ・狂気 が勝敗を左右
2025 5分間ずっと70〜80点を出し続ける漫才が最強
👉 ウケの山より、スベらない谷の浅さが重視された大会。
② 「尖りすぎ」は明確に不利
昔は 好みが割れても「新しい」が評価された
今回は審査員全員が安心して票を入れられるかが重要
👉 個性は必要だが、「理解に一拍かかる漫才」は決戦で弱い傾向がはっきり。
③ 技術は前提、差がつくのは“設計”
全体的にレベルが高すぎる。
昔: 上手い/下手がはっきり分かれた
今: 全員うまい。その中で「ネタの組み方」が差になる
👉 ボケの質より「どう積んで、どう終わるか」が勝敗を決めた年。
④ 常連=有利、だが「慣れ」も見られる
決勝常連組は安定感は抜群
ただし 驚きのハードルが上がりすぎている
👉 「うまいけど想定内」は、今のM-1では決勝3組止まりになりやすい。
⑤ M-1が“競技”に戻ってきている
良くも悪くも。最近のM-1:漫才バトルというより「大会」
2025: 構成・再現性・失点管理が重視される競技化
👉 ロマンは減ったが、「一番強い漫才」が勝ったと言える年。>