◯高齢化と安楽死問題(1) 国際比較と社会問題化
いまさらながらですが、日本は、世界でも最速で、超高齢社会に突入しています。
2024年12月時点での高齢化率(65歳以上の人口比率)は、29.3%、3,623万人。
80歳以上の高齢者は、1,291万人、約10.4%。(総務省の統計)
日本社会の構造や労働市場、福祉制度、医療体制にさまざまな対策が急務となっています。
2024年のデータで比較すると、
65歳以上、イタリア:約24% ドイツ:約22% アメリカ:約17%
日本は、出生率の低下(2023年の合計特殊出生率は1.26)
平均寿命の延伸(男性81.5歳、女性87.6歳)
高齢者世帯のうち、約半数が年金を主な収入源。単身高齢者や無年金者・低年金者の貧困が深刻です。生活保護受給者の半数を高齢者が占めています。
慢性疾患や認知症、要介護状態の増加が、医療・介護制度に負担。介護人材の不足も深刻化、2040年には介護職員が約69万人不足するという試算です。
高齢者の単身世帯が増加し、都市部では地域とのつながりが薄れ、孤独死などの社会問題も顕在化しています。2023年には全国で4,000人を超える孤独死が報告されました。