(92)正義感で動くまどろっこさ
正義感を人に押しつける、
本人はそういうつもりがなくとも、
他人の窮地にやさしいことばをかけると、
そうなってしまうことを
無意識に行う人を幾多、
目にしてきました。
自分のためでなく、
人のために正義を通そうとする、
そのうち、それが生きがい、使命感、充実感となるのです。
人に感謝されるとなおさらです。
しかし、それは、自分のことは、放っておいて、
そこに情熱を注ぎ込む、
そういう対象を無意識のうちに
自分よりも、弱者、下の存在に見出すのです。
そういう人をたくさん見てきました。
それがどういう結果をもたらすのか。
ものごとには両面があるのです。
それがみえないのです。
たとえば、誰かが苦労して、
革新しようとしている創造的なカオス、場、
そこでのいい加減さや混沌状態を
排除しようとするのです。
安定、安心したい人に、
それは、不安、不快、ゆえに敵、悪だからです。