傷つくこと、
やはり、戦争は、戦場は、たとえ映像であっても
見ると傷つくものですが、
同じ時代を生きるものとしては、目を背けてはならないでしょう。
「臨界世界 -ON THE EDGE- 女性兵士 絶望の戦場」 NHKスペシャル2/23
<ウクライナでの女性兵士の数は、この3年で急増、六万七千人。世界でもトップクラスの“女性の軍隊”。女性は、徴兵ではなく、志願での入隊。パイロットや歩兵、狙撃手として前線で戦う女性も多い。英雄とされ、愛国心の象徴となっている女性兵士もいる。しかし、彼女たちは、むき出しの暴力の中で、喪失感と絶望感に襲われる。>
<重症を負い、6回の手術を経て、過酷な前線に戻っていく23歳の女性。
遺体収集兵の女性、ゼレンスキー大統領に表彰され、ウクライナ軍の英雄となるも、目の合ったロシア兵を撃てなかった43歳の突撃歩兵の女性「戦争を始めた奴、全員、地獄で燃えろ」と。
子供を残して入隊した43歳の女性、残してきた幼い娘の心が壊れて除隊。その娘は「勝利って何?ロシアは我が国の半分を奪い取る。私はいつか外国に住む」と。>
ウクライナでは、すでに、4万6千人の死者(ゼレンスキー大統領)
脱走兵3万人、これは男性兵士。刑務所からの徴兵も。
この3年の、遺体や負傷者の映像も。
家族や知り合いが、戦死していく前線で
市民が戦争に駆り出され、多くの命が奪われ続けています。
もちろん、ロシア側もです。
なのに続いている。
殺さなければ殺される状況。
この状況をつくり出さないこと、
でも、状況は、自分の意思と関係なく、つくられる、
ふりかかってくる。
冒頭での、市民が兵士となる動機、
それは、占領と暴力、
刑務所では拷問、女性はさらわれる。ヘルソンの虐殺。
自分の国で怯えて暮らす、わけにはいかない。
多くの住民が虐殺されたブチャ、男性が殺されたため、女性兵士が。
そりゃ、戦わざるを得ないでしょう。
ロシア側からは、街の解放となる。
番組の締めは、「この先、世界はどこに向かってしまうのか・・・」
でも、世界は、これまでもそうだった。
ウクライナは、こうして報道され記録されるだけマシともいえる。
日本では安保闘争から、すっかりひそめた身を挺しての闘い。
かつては、隣国にふりかけていた、
が、アメリカに牙を抜かれ、
ふりかかってくるのを待つだけの立場になった。
ウクライナと同じだ。
なのに、なんら緊迫感もなく
平和気分で過ごしている、わけです。
こうしてTVをみて。