私は転校生でしたから、
都度、キャラ設定を考えるようになりました。
異邦人は、こちらから話しかけないと孤立します。
でも、働きかけると、秀才たちとも不良たちとも、
友だちになれるのです。
いわゆる、まれびとです。
つまり、第三極というようなものです。
あ、今でいう国民民主の玉木さんです。
で、一学期に転校して、
二学期に学級委員になったりしたもんです。
中学校以後は、クラス替えでも、
その機に、別キャラになりました。
まあ、いい役者だったんでしょうね。
そんな私に、自分らしくとか私らしさなんて、
というような虚像など
考えるまでもないことでした。