TVは「見て、わかる」が重要なので、
絵になるもの、グラフや図表、体験して実感できるものが優先されます。
声紋や周波数などは、いかにも科学的かつビジュアルで映えるので、
無理にでも、画面に出すのに、優先して使われます。
そして、無理にシンプルな数字などに結びつけた説明がなされます。
説明において、細かな条件などは、わかりにくいので、
ばさっと切り落とされます。
最近、見た二つのNHKの番組も、そういう類といえなくはありません。
「あしたが変わるトリセツショー 声と喉」
「チコちゃんに叱られる ハスキーヴォイスの魅力」
どちらも、3000ヘルツが、なぜか、キーとなっているのです。
流行か?
これまでに比べて、専門家もプロデューサーも、
誤解を広げてはいけない良心、というか、
ちょっと物理に強い視聴者からの
ツッコミやクレームを恐れてはきたのかなあ、と
クレジットなど配慮が伺えるところもあります、
が、普通にみれば、誤解されるというか、
常識的におかしいと思うでしょうに。
それぞれ、説明していきます。