◯おもしろいという価値 本を読まない症候群への考察(16)
読書は、本を対話しながら読む。
映像は、それよりは、受け身になりがちです。
ラジオは、その中間でしょうか。
ですから、疲れて帰ってきても、TVはつけたのです。
そこでは、本に手が伸びない、
勉強のようなものなら,読者は負担ですから、
よほど目的意識がないと難しいでしょう。
TVでも、娯楽番組、バラエティー、スポーツなどしかみないものでした。
もちろん、本もその先が待ち遠しいほどの楽しみなら、
TVよりも優先するでしょう。
TVは受け身、読書は攻めのイメージでした。
ゲームは、ややポジティブです。TVほど、ながらではできません。
でも、おもしろいから行うのです。
以前,TVは録画もできなかったので,
読書のほうが自由が効いたのです。
一方で、最新の報道ニュース,情報収集は、TVの役割でした。
詳細は、新聞で読んでいたのです。
そのまえのニュースは、ラジオ、もっと前は、新聞、瓦版か。
なんということはない、
つまり、おもしろいか、役立つかの違いなのです。
いわゆる読書より、スマホの方が、おもしろいのです。
もちろん、手軽というのも要因です。
コンテンツや親しい人のやりとりが、おもしろいということです。