◯働くとは、なんなのか 本を読まない症候群への考察(6)
「労働が人生のほとんどの時間を占めるこの世の中、よくなくない?」
今、それをいうなら、大いに異論があるでしょう。
前提に、です。
日本における労働時間の減少でも明らかですが、
以前よりはるかに日本人は労働していません。
例のCM、リゲイン、
バブルの頃「24時間戦えますか」が、
「3、4時間戦えますか」となったが、2014年です。
そもそも社会人になるとは、一人前に働くことでもありました。
もちろん、家事、育児も、労働です。
そこで子供や学生の頃のような自由な時間は、おのずと制限されます。
仕事で忙しくなる、というより、
稼ぐのに要する時間は、いうまでもなく、可処分時間を制限するのです。
でも、勉強やクラブで忙しかった人もいて、読書などできなかったでしょう。
とはいえ、今や、仕事やプライベートでスマホで目にする活字と発信する文字量は、
飛躍的に増えているでしょう。さらに映像も。
活字から写真や動画へ,という流れの方が、
変化とそのもたらす影響は、大きいと思うでしょう。