「なんと素晴らしい夜と勝利」by 大谷翔平選手。
今期の盗塁成功率、91パーセント。8/23
◯世界は、何でできているのか
これは、人類誕生後、古来から探求されてきた課題です。
最初は、水、空気、火、土などから始まり、地学、物理学へと発展していったのでしょう。
ここでは、人間が興味関心をもち、接してきたものなら、何で、には,ほぼ何でも入るという例として取り上げてみます。
あなたのもっとも興味関心あるものを入れてみるとよいでしょう。
世界は、何でできている?
世界は、音で、、、
世界は、花で、、、
世界は、石で、、、
そこに、経営となると、どうなるでしょう。
あなたは、一人の人間であると同時に、何らかの仕事人であり、もしかすると、運転手、料理人、清掃人、大工、作家、写真家、会計士、アスリート、、、、哲学者、そして、経営者。
◯人生と経営
<経営するのは企業だけだと思い込むのは無知と傲慢のなせる業だ。学校経営、病院経営、家庭経営……はどこに消えたのか。
むしろ世の中に経営が不足していることこそが問題なのである。
現代の学校や病院や家庭が不合理の塊なのは誰もが知っていることではないか。
また人類のさまざまな側面に関わる広義の経営において、利益・利潤や個人の効用増大が究極の目的になりえないのも明らかだ。比較的それらを重視する企業経営においてさえ、本来それらは二次的な目的にしかなりえない。
結論を先取りすれば、本来の経営は、
「価値創造(=他者と自分を同時に幸せにすること)という究極の目的に向かい、中間目標と手段の本質・意義・有効性を問い直し、究極の目的の実現を妨げる対立を解消して、豊かな共同体を創り上げること」だ。
この経営概念の下では、誰もが人生を経営する当事者となる。
幸せを求めない人間も、生まれてから死ぬまで一切他者と関わらない人間も存在しないからだ。
他者から何かを奪って自分だけが幸せになることも、自分を疲弊させながら他者のために生きるのも、どちらも間違いである。「倫」理的な間違いではなく「論」理的な間違いだ。>
ベストセラー『世界は経営でできている』では、東京大学史上初の経営学博士が「人生がうまくいかない理由」を、日常・人生にころがる「経営の失敗」に見ていく。
参考、岩尾俊兵『世界は経営でできている』>