◯ネットと民主主義
自分と同じ考えでない人たちは、自分が共感できず、
よく思えない、気に食わない、
それは感情ですから当然のこと、
としても、
そこで反感を持つ人たちを認めない
ということとは、直結させられない、
いや、公のことにおいては、
感情的に結びつけてはならないのです。
ところが、今の風潮では、そのまま、
つながりかねないのです。
現に、ネットの影響下では、そうなりがちのようです。
即、情報が拡散され、
即、目にして、
しかも、即、反応するからです。
「予告犯」#というネットでの公開裁判をとり上げる映画を見ました。
ネットでの判決は、感情的に行われるので、厳罰化しやすいのです。
たとえば、なぜ、国民直接投票が行われないのか、
日本の首相をなぜ国民投票で決められないのかは、
日本なりの民主主義でワンクッションおくことでのリスクヘッジです。
つまり、国は、国民が理性的な判断ができることを信用していないということですが、
私も、そのほうがよいと思っていました、
が、、あまりに国、いや、政治家の質が、
国民が選ぶに値する水準にも達していない、
となれば、それを選ぶ国民も同じ程度、、。
将来、お先まっくら、です。
政界によい人材がいかなくなったこと、
世襲制の弊害の方が大きくなったこと、
などなど、です。
#『予告犯』
<筒井哲也による日本の漫画。『ジャンプ改』(集英社)にて、2011年から2013年9号まで連載。2015年に生田斗真主演の映画化作品が公開。
6月からは東山紀之主演でオリジナルストーリーのテレビドラマも放送(WOWOW、全5回)
ネット上では通称“シンブンシ”と呼ばれる男。彼らは主にソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)上で、失言をして炎上騒ぎを起こした者に対して、犯罪予告をしてその後、制裁を行っている。制裁の方法もターゲットを監禁拉致して重傷を負わせる、精神的苦痛を与える、世間での評判を失墜させるなど様々である。ネット上のユーザー投票で徐々に支持が不支持を上回るようになり、シンブンシは、人気を博していく。(Wikipedia編纂)>