昨日、オリンピックのメダルと残酷とテーマ曲ということを述べました。
それとクロスオーバーしていきます。
◯オリンピックのテーマ曲にみる共感メンタリティ
今回のオリンピックのテーマ曲#は「舞台に立って」(YOASOBI)は、
薄い、軽い、気合がない、盛り上げようとか泣かせようとしない
などと一部で、いわれています。
確かにこれまでとは違い、
かなり、メンタルに踏み込んだ歌詞の内容です。
<不条理を前に立ち尽くすこともあった
他人は好き勝手ばっかり言うし
もう何のために戦ってんだろ
って分かんなくなって>
<勝ち負けがはっきりある世界は
好きだけじゃ生き残れない
いつも結果と成果
遊びじゃない
そんなこと分かってる>
選手を、選ばれた強い人間というよりは、
同じ人間として、むしろ、その弱さを
選手の代わりに吐露しているかのようです。
一方的に、応援しよう、がんばれ、ではなく、
同じ人間として、内面的に共感しているのです。
考えてみれば、テーマ曲を歌うほどになった
アーティストもまた、同じ立場を経験してきているのでしょう。
これは、オリンピックの選手に対してだけでなく、
戦う人たちの、迷いや葛藤、辛さに踏み込んでいるようです。
結果として、世の中で戦っている人、皆へのメッセージです。
そこへの共感を強く打ち出しているといえましょう。
ちなみに、
TBSは、サザンオールスターズの「ジャンヌダルクによろしく」#は、
これからが勝負だ、がんばるよ、がんばれよ、と
パワフルなメッセージでの応援曲です。
2008年北京大会の「GIFT」(Mr.Children)、
などでも、そういう狙いであったことがわかります。
#「ジャンヌダルクによろしく」
汗と涙のRock And Roll
昔話をするようで悪いけど
虹を掴むまでやめれない
泣けてしょんぼりするほどやわじゃない
自由に翔べよ
Oh you can do it.
夢で終わりたくない yay yay yeah
生まれ堕ちたる身の上
歌は平和を奏でる武器でしょう
闇から光の中へ飛び出そう
Ahh 祭典(まつり)を皆が待ってる
波に乗れよ! Oh you can make it.
後で悔やみたくない yay yay yaeh
All I wanna do is ドキドキ emotion
夏の魂が燃えてるよ
All you gotta do is 酔わせてPassion
7つの海を乗り越えて
All I wanna do is ドキドキ emotion
ジャンヌダルクによろしく
All you gotta do is 酔わせてPassion
ここは女神が舞うところ
#最近のオリンピックのテーマ曲(日本)
北京・冬(2022年)
東京(2020年)
平昌(2018年)
リオデジャネイロ(2016年)
ソチ(2014年)
ロンドン(2012年)
【TBS】ありがとう/SMAP
バンクーバー(2010年)
【NHK】BLESS/L'Arc~en~Ciel
【日本テレビ】揺らせ、今を/嵐
北京・夏(2008年)
【NHK】GIFT/Mr.Children
【日本テレビ】風の向こうへ/嵐
トリノ(2006年)
アテネ(2004年)
ソルトレイクシティ(2002年)
【日本テレビ】try your emotion/w-inds.
【TBS】そうだ! We’re ALIVE/モーニング娘。(EHL)
シドニー(2000年)
【TBS】I WISH/モーニング娘。(DUT)I WISH/モーニング娘。(DTB)
【JOC公式ソング】水・陸・そら、無限大/19
長野(1998年)
【NHK】スノーレッツテーマソングWAになっておどろう/V6
アトランタ(1996年)