日本の司法、
もう、刑事裁判有罪率99.9パーセントにこだわることの本末転倒に気づき、改めるべきでしょう。
この「精密司法」
日本人の完璧主義は、保身にまわると、恐ろしいものになるという一例でしょう。
1分遅れないために速度を上げ、事故るようなことが、平気で行われるのです。
なぜなら、そういうところには、指示を厳守できる、まじめな人、自分の感情を殺せる人が、就職して出世するからです。
そして、そういう人が上司やトップになると、、、。
戦後から、2世代、経た今、
まじめであらねばならない仕事では、
どこのトップも、その退職した上司も、
そういう人たちばかりだからでしょう。
ちなみに、それは、
法に対して、まじめでなく、
組織風土に、まじめなのです。
悪いと思っても、皆がやっていると
やってしまうのです。
個人がないので、
組織にとって使いやすい人なのです。
法務省のHPでは、
<Q13 日本の有罪率は99%を超えています。なぜそのような数値なのですか。
A13 日本では,起訴するかどうかを検察官が判断します。最近の統計では,検察官が起訴する事件の割合は37%(起訴人員÷(起訴人員+不起訴人員))です。「99%を超える有罪率」という場合は,起訴された37%の事件が分母となっています。
検察当局においては,無実の人が訴訟負担の不利益を被ることなどを避けるため,的確な証拠によって有罪判決が得られる高度の見込みのある場合に初めて起訴するという運用が定着しています。
こうした運用が有罪率の高さにも影響しているものと考えられます。>
で、現実は、
<黙秘権を行使したのに、横浜地検の検察官から長時間にわたって侮辱的な取り調べを受けたのは「黙秘権の侵害で違法」などとして、元弁護士が国に1100万円の損害賠償を求めた訴訟で、東京地裁(貝阿弥亮裁判長)は18日、「社会通念上相当な範囲を超えて原告の人格権を侵害するもので違法」として、国に110万円の賠償を命じる判決を言い渡した。取り調べについて「黙秘権の保障の趣旨にも反する」とも述べた。7/18朝日>