fukugen(福言):出会い気づき変わるためのヒント

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ドラマとリアル「昼顔」

◯ドラマ「昼顔」再放送完結

新しいドラマが始まると、それに関わった人たちの前のドラマを放送するのが定番化しています。それは、懐かしむ人たちにもいいし、私のように以前ドラマなど見なかった人には、「噂には聞いていたけど」を確かめるありがたい機会です。

 

「昼顔」#は、「フィクサー」の脚本家、井上由美子さんのドラマで、上戸彩さん、齊藤工さん主演、再放送でした。4/21まで。

 

最後に校内放送で、教え子の高校生たちに、人を真剣に愛することを薦めます。

「1つの生き物として、この世に生を受けた以上、将来、誰かを真剣に愛してください。

誰かを愛すると、見慣れた景色がいつもと全然違って見えます。

自分以外の人間の幸せを願う、そんな大きな喜びを知ります。、、

人にとって愛情は特別な存在です。先生もある人に出会い、愛し、別れることによって、その喜びを知りました。、、

たとえ離れ離れになっても、相手の幸せを願い続ける、それこそが心を持ったホモサピエンスの、人間と言う生物の、愛なんだと思う。、、、」

 

愛によって、見え方が変わること、

いま流行りのことばでは、新しい景色になるのでしょうか。

さらに、他の人の人生を第一に考えるような人生を歩むことになる、と。

死に頻したときも、そうですね。

人生、愛と死、エロティシズム#の世界ですね。

 

 

#「昼顔〜平日午後3時の恋人たち〜」

<2014年7月にフジテレビ系で放送されたテレビドラマ。全11話。

昼顔とは、同局の番組『ノンストップ!』が「社会現象になりつつある」として特集した女性の行動に対する造語「平日昼顔妻」が由来。

カトリーヌ・ドヌーヴ主演映画『昼顔』の、貞淑な妻のようで昼間に売春をするヒロインのように、夫がいない平日昼間に不倫をする主婦。

この仏・伊合作映画『昼顔』をオマージュした作品で、第82回ザテレビジョンドラマアカデミー賞脚本賞ほかを受賞した。

2014年新語・流行語大賞の候補50語に「昼顔」がノミネート。2017年に映画化作品が公開>

 

#連続ドラマW フィクサー Season1<WOWOW オリジナルドラマ日本を動かすのは、総理か、黒幕か――。唐沢寿明を主演に迎え、連続ドラマW第1弾「パンドラ」の脚本家、井上由美子フィクサーを主人公に描くオリジナルドラマ。>

 

#エロティシズム(英: eroticism、伊: erotismo、仏: érotisme、独: Erotik)

<リビドー(性的欲求)の美学的視点に焦点を当てた概念。語源はギリシア神話の愛の神エロース。主体がみずからを超えて客体的な他者と交渉しようとするとき、レヴィナスの指摘した通り、エロスは、ほとんど超越の表明となる。

フランスの哲学者ジョルジュ・バタイユは、エロティシズムとは、われわれ自身の主観性の限界へ向かおうとする運動であり、合理的世界を解体する侵犯行為であるが、この侵犯は束の間のものに終わる。タブー(禁忌)を犯す行為と関わるが、倫理的要請からではなく、「聖なるタブー」を侵犯する不可能性から「死」に肉薄するものとなる。、、

バタイユによれば、性は反道徳的であるというよりも、生命と種の保存において個人的道徳を失効させる。エロティシズムは、個体が自己の中に閉じこもることを拒む点で、死と共通するものをもっている。、、、

個体の意識や自我は、閉じこもりを基礎にしている。性衝動が繁殖と結びつくと、自己保存の本能を越える。個体は滅びるから繁殖を行うのではなく、生命が更新されるためには個体は滅びなければならない。、、、

生と死という一見反対のものが一つであり、豊饒をもたらすという芸術を古代人は「死と再生の秘儀」という形で伝承してきた。ギリシア神話で、それはディオニュソスで、バッカスの暴力的な秘儀に狂信女らは陶酔を見た。(Wikipedia編纂)>