fukugen(福言):出会い気づき変わるためのヒント

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C hat GPT マネシタ電器

◯ChatGPT

<オープンAI社のサム・アルトマンCEOが岸田首相と面会、自民党本部にも挨拶し、「日本で100万人を超えるユーザーがChatGPTを利用している」と語りました。4/10>

 

岸田総理は、G7の首脳としては初めて、アルトマンCEOとの面会に踏み切りました。欧米や中国などでは、規制に動いているのですが、日本は、こうしたものを受け入れやすい、いろいろと活用してくれると言うことで、真っ先に訪れたようです。

ま、その通りでしょう。

日本らしいですね。良くも悪くも、ですが、ズレているのです。

これ自体は、悪いことではありません。

 

工業生産品の場合は、昭和のことですが、マネシタ電器#のように、完成品をコピーして、改良改善する。それで、かつての日本のすぐれた家電製品のように、世界に打って出られるのですが、ITや金融の場合、異なります。

先駆者、NO1が、ほぼ独占するのです。それを活用していく業者は下請けとなり、それどころかユーザーまでがすべて組み入れられて、その開発者の利益に貢献するはめになるのです。

 

日本は、そうした面でも、喜んで、しもべとなっていくのです。

ワクチンもそうでしたが、リスクを取らずに、革新的な開発や発明に乗り出さず、結局は、次の時代に乗り遅れ、衰退していく羽目になってしまうわけです。どんなビジネスでも、それは同じです。

 

日本が製造業でも世界をリードしたときは、革新的商品を生み出していたわけです。

iPodがでたとき、WALKMANをつくったソニーから、そうした革命の担い手が、代わったと思ったのを覚えています。

それは、今や、災害や感染の対策など、全てにみられることです。

 

 

#マネシタ電器

先行する企業が開発した技術を学び、自分のものにしてしまう。先行者に学ぶことが松下電器が生きていく道だと松下幸之助氏判断し、徹底して真似した。だから「マネシタ電器」と揶揄されたが、海外からの技術移転によって成長してきた日本の製造業は、ほとんどがそうでした。その中でも模倣の徹底ぶりで抜きん出ていたのが、戦後の松下電器といえる。