日本の未来 働き方

続きです。

◯仕事の合理化の進むと

労働を根底で支えている人たちは、肉体的な限界まで仕事をして、ブラック企業のブラック就労で、どんどんと搾取される、つまり人間扱いされなくなってくるのです。さらに井戸の底になります。

また、エッセンシャルワーカーや感情労働に対する待遇改善は、危急を要します。

なのに、合理化、生産性向上は、コストカットを促進するのです。

 

◯グローバルな人材は、日本を顧みない

こうした井戸から、飛び出した人には、グローバルに活躍している人も少なくありませんが、日本には、還元されません。大企業もIT企業も、同じです。

 

明治の開国の頃の留学生であれば、それがすべて国益に結びついたと思います。国のためにと国の費用で行ったこともあるでしょう。

日本の教育は、戦後、国より家族や自分に、将来より今に、と、アメリカに変えられました。

そこに再び、愛国心を、というのは、元安倍晋三首相の信念でしたが、政策の進め方ややり方が、却って国内の分裂を招いたともいえます。

 

グローバルな人材は、海外に、住居も財産も移しています。家族で海外に移り、そうでなくとも子供も留学をさせたりしているので、日本がどうなろうと関係がないわけです。

日本に見切りをつけ、日本を評価しないから、そうした人が、日本のためになるようなことをしたり、国内の政策などに真摯に関与することは難しいでしょう。

日本に、愛想をつかし、日本人離れした人も多いからです。

世界のために活躍しても、日本のために、と思わなくなるからです。

 

ローカリズムと日本再生プラン

世界のグローバル化が多様性を認め、統一された1つの国家のように、まとまるのであれば、日本人は、その先駆けとなり、自分の国よりも世界のために活躍していると言うことで、理想的な見本だと、私も考えていました。

しかし、このグローバル化は、うまくいかないことが判明し、ナショナリズムの元、世界の多極化と2極化が進んでいるわけです。イギリスの後を受けたアメリカの世界の統一は、失敗したのです。覇権だったからです。

 

人間にとって、自分の故郷を愛し、そこで生活を育むことが、大切というか、基本です。しかし、日本の現況を見ると、地方は崩壊状態に追い込まれる寸前です。ともかくも、人が、若い人がいなければ先はないのです。

遅すぎるといっても仕方ありません。異次元の日本再生計画が必要です。子育て支援をみていると、まったく異次元ではありません。金銭で片付けるなら、最低でも子供一人、1千万円相当、つまり、成人まで無償で社会が育てるようにするくらいのことをするべきでしょう。