NHKの朝ニュースで、上野公園、二本の桜の満開をバックに本日、開花宣言出ましたが、公園入り口の2、3本以外、開花していないので、騙されないでください。
でも、エゴンシーレと東福寺展と天丼とみはしで春満喫しました。
ベースアップのシーズンですね。今年は、労使交渉で満額回答が出ています。
何十年ぶりの大盤振る舞いのようにもみえますが、、。
◯非正規雇用
<総務省によると、平成の30年間で「非正規の職員・従業員」は、1300万人も増加しています。2018年は前年に比べて84万人増え、約2120万人が非正規雇用。>
いまだに、同一労働同一賃金でないし、男女平等でないし、法人税の安い日本です。
◯格差是正、さらなる拡大
コロナ禍で明らかになったのは、非正規雇用の人は、テレワークができず、休業補償もなし。大企業の正社員は、株高で資産を増やし、テレワークも可能で、コロナ感染リスクもなくせたということです。
株高円安で、輸出する大企業は儲かりますが、内部留保をします。本来は、設備、投資や技術、革新、人件費に回すべきものを止めてしまうのです。海外で稼いだものを国内に還元したくもないのでしょう。
非正規雇用や外国人労働者を増やして賃金を抑制できてきたのに、今はできなくなったのです。その分、AI化やロボット化、自動化が促進され普及していくでしょう。
日本の国際的に低い労働生産性は、高くなるのでしょうか。
しかし、成長戦略は、IT産業中心で、それは雇用を生まなくするのです。グローバルなIT企業は、昨今、大規模なリストラをしています。
◯新卒給与アップ
これまでにも、新卒や二十代の給与は上がっていたのです。日本人の収入が停滞していたのは、働き手の中心である40代以降の報酬が抑えられていたためです。
つまり、若手で優秀な人間を少数採るのが、最大の利益になることに気づいた、
いや、知っていても、これまでしなかった。
それは、己の身も危うくなるためでした。
しかし、最初は、IT企業が国際競争上、やむなく始めました。
すると、その後、大手企業が政府の要請も受けて、オーナー企業から始めた
ので、もう、どこもかも行わざるを得なくなったのです。
まさに皆で物価をあげ、皆で賃上げ、すればこわくない、
日本らしい所業です。
海外の企業だけでなく、国内の企業にも負けたら、あとがないからです。
続けます。