◯一般論の限界
セミナーの続きです。
これでうまくいったということを考え方や手法のように教えても、それは、実行されません。
自分の経験を一般論にはできないのです。
その人自身のキャラクターや専門分野、体験したことは、他の人になかなか通じるものではありません。
自分を伝えるのでなく、内容を伝えます。
その内容に、実現性と魅力があるかどうかです。
別のことばで同じことを説明します。
◯自分の強みと独自性
自分だけの強みを売れといわれます。
自分を売るとしたら、それはテーマが他の人と競合している場合です。
多くの仕事、ビジネスは、その範疇に入ります。
でも、それよりは、競合しないもの、独自性の方が強いのです。オリジナリティです。
その人からではなければ教えてもらえないことが、独自性です。
これは、自分を超えた強みということです。
ある意味では、普遍化しているのです。
◯3ステップ
くせというのは、自分の強み、個性は、独自性なのです。
個性を突き抜けた普遍性は、一般論と似ているようで次元が違います。
伝える側は、個性から得た普遍性を語りますが、それは多くの人には、一般論になります。
ですから、個別体験におろして、具体的に説明します。
学ぶ人は、それを自分の体験から、独自に解釈して、具体的に実践していきます。
個別体験を深めつつ、それを自分の強みとすれば、その場の仕事はうまくいくでしょう。
そこから自分のくせやキャラクターなど独自のものを抜いていくのです。
すると、なにもなくなるというなら、修行が足りません。
そこで純化したものが、オリジナリティであり、独自性です。
この文章もまた独自に解釈、理解するステップが、いるわけでしょうね。
わけわかんねえか?