12月も半ばです、今年できなかったこと、追い込んでやってしまいましょう。
◯反面教師
昔は、「こんな先生にかかってはだめだ」と、自分で力をつけていくというのが、案外と、よい教育でもありました。
親や先生、上司に反発して、批判的精神を構築し、メンタルを鍛えていったものです。
そして、世馴れるにつれ、そういう人に学んだことが活きてくることを知っていったのです。
癇に障る人を遠ざけてはよくありません。心地よいなかにいると、知らずと鈍ってしまうからです。
「歳をとったら健康のためにも嫌な人とは縁を切れ」という不義理のおすすめ的アドバイスがありますが、それは自らの生命力を弱めます。
えらい先生方によくある、一般庶民に受けるアドバイスで、間に受けてはいけないものです。親切でやさしく、いい人ならではの、善意でまきちらす、ほんとは怖いアドバイスです。ほんとに、心地よい言葉は、エセ宗教のマインドコントロールもどきなのです。
水槽で魚を運ぶのに天敵を入れておいた方が、魚が弱らない#とは、よく聞く話です。
全ては、この世のご縁なのです。
まあ、人に教訓を垂れるような人には、完璧どころか破綻している人が多いのです。言動や文章を見て、この人はおかしいとか、浅はかだと直感したら、大体、それは正しいのです。ファーストペンギンvol.9#でも、触れましたね。
でも、いざ自分で実践してみると、その人と同じ程度か、それ以上に大してできないことがわかります。学べるところから、なんでも学べ、実践して我が身を改めよ、です。
#たとえば、中国からドジョウを日本に輸入するのに、水槽に入れて空輸すると振動などのストレスで8割が死んでしまうそうですが、天敵であるナマズを同じ水槽に入れると、ナマズに食べられてしまう2割を除き、1匹のドジョウも死ななくなった話など、いくつか似た話を聞いたことがあります。
#ファーストペンギン