fukugen(福言):出会い気づき変わるためのヒント

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適性条件とポテンシャル能力 熊川哲也さんのアドバイス

◯プロと努力と適性条件

ジュリアス.シーザーを演じるバレエダンサー熊川哲也さん(50歳)の話(NHKおはよう日本11/7)

指導者として、話されたことです。

<「アドバイスって非常に難しくて、本当に真剣に「バレエの道」と言ってる子にはかなり激しいアドバイスになる。残酷ですね、バレエと言うのは。

条件というのが大きくその子の人生を左右するから、大人の義務としては僕目線でアドバイスをと言われれば、はっきり正直といつも言ってるわけで、

「プロにはなれない」とか「がんばっても無駄だ」と。

だったら、君がポテンシャルあるところにもっと注意を注いでそこで大輪の花を咲かせたらいいとアドバイスはする。

しかしながら人間として先輩として。その感性をってなったら、たくさんのアドバイスができるじゃないですか。

そのよきところを伸ばしていってほしいと。それってバレエじゃなくて、いい人間になるためにはとっても必要なことだから。」>

 

難しい、真剣、残酷、条件、正直

大人の義務として、頑張っても無駄と伝えること、

ポテンシャルのあるところ

よきところ

いい人間になる

 

このところ、ここで展開していることと、とても重なりますね。

成功は、おかれたところで決まることもある、

簡単、楽、早く、安く、

それで、なんでもできるようになるようなことを言うのは、

嘘とは言わないまでも、不誠実というか判断できようがない、

なのに、そういう方向に学ぼうとする人も指導者も行き、今や、目の前しかみていません。

 

状況がクローズになっている今、世界に目を開くこと、

別の分野や自分に関係なさそうなことも視野に入れておくこと、

 

こういうことを言い、実行している人は、貴重です。

こういう人に指導されている人は、それだけで、成功の道にいるのです。