◯褒めて伸ばそう
褒め育の一例といえなくもないものですが、これ自体になんの問題もありません。
どんなマニュアルも使い方次第なので、明文化されているのは、とてもよいことです。
私たちは、褒め下手な日本人ですから、どうぞ、ご活用ください。
□やる気にさせる親の知恵
自分のことは自分でさせる(第1条)
目あてを与える、目あてを持たせる(第2条)
やったことをまず認めてあげる(第3条)
たまには困難を与える(第4条)
上手にほめる(第5条)
上手に叱る(第6条)
好きなことに熱中させる(第7条)
失敗を許す(第8条)
親の「やる気」はほどほどに(第9条)
明るく暖かい家庭づくり(第10条)
「埼玉県家庭教育啓発資料」
□子育ての先生から学ぶ人づきあい術 励まし10 条
長所を見つけて伝える(できるだけ、今までにない良いところを)
結果よりも努力をほめる
スキンシップとやさしい言葉
「ありがとう」「大好き」「愛してる」
失敗談を伝える
あなたは、世界一!私は幸せという
10回ほめてから1回だけ叱る
過去や未来の不平不満は言わない
どんなことがあっても乗り越えられると伝える
目の前で語りかけましょう。
◯褒めているだけでは
褒め育は、自己肯定感をあげる、その対策として出てきたといえなくもないのですが、褒めて育てるということです。
幼稚園で、それを実践している光景をみたことがあります。
まるでゲームのようで、微笑ましいのですが、
私は、ブラック企業での営業ノルマ達成表彰式を思い浮かべました。
古いなあ、、。
もちろん、遊戯、ゲームで楽しむ、小学校の低学年ぐらいまでは、それでよいと思うのです。
ポジティブに動き声を出し認め合う、そうしたことを通じて、人への信頼と社会性を身につけ、人とうまくやっていくことを覚えていくからです。
そこは、まさにワークショップです。
それが義務教育や高校、大学まで、そのまま踏襲されるのは、行き過ぎでしょう。
それどころか、会社や芸事にまで、使われつつあるようです。
日常生活や社会生活での励まし、ポジティブなのはよいのですが、
何事も、時と場合と、相手によるものです。続けます。