◯成功
成功や報酬は、その人の能力そのものよりも、何をやったのか、どこで始めたかで決まることが多いようです。
成功するところでは、競争が厳しいのですが、優れた能力は活かす場にあってこそ価値が認められるのです。
一方で、あるところにいたから成功してしまうこともあります。つまり、ニッチなニーズがあったと言うことです。
どんな境遇でも頑張れば報われるというわけではありません。時代の波にのるということもあるでしょう。どこで頑張るかは、案外と大切なことなのです。
ともあれ、能力は活かしてこそ、能力ですね。
◯世界競争力ランキング
2020年日本は63カ国中34位
1989年から4年間は1位でした。
GDP#一人当たりでは26位です。
全世界の年齢中央値は30歳、日本は、48.6歳です。アメリカで38.5歳です。
(#IMD 2020年)
#IMD 国際経営開発研究所(International Institute for Management Development)スイスのローザンヌにあるビジネススクール
◯FIRE
いまさらですが、FIRE(英: Financial Independence, Retire Early movement)は、経済的自立と早期退職を目標とするライフスタイルを勧めるムーブメントです。
アメリカから始まってヨーロッパや日本などに、広まりました。主にSNSを通じ、2010年代から注目を集め、ミレニアル世代などに人気となりました。
FIREの目的は、生涯の支出を賄うのに充分な不労所得を得ることです。達成する方法は、貯蓄率を最大化することとなります。
定年退職後、資産を運用しつつ、取り崩しと年金で生きてきた世代の余生を早期退職で実現すると考えるとよいでしょう。
100年人生になると、60代での退職も早期と言えなくもないと考えると、誰にでも身近な問題となります。
「若くして退職とは何か!」というのが、仕事と共に生きた日本人の感覚ですが、欧米では労働からの解放が、人生の目標でした。自由に好きなことを生活を考えずにできる境遇を得ると思えばよいでしょう。
私は、生涯続けて磨いていく職と生きるのが、幸せと考えています。
生活よりも、技術を磨いたり、研究するのに、また、すぐれた人に依頼するにも、お金はかかります。ですから、経済的基盤は、欠くことはできません。
生活のためだから怠けず頑張れたという凡人でもありますから、労働、仕事、職の歩みでよかったと思っています。
で、 この支持者は、4%ルールを提案しています。年間生活費の少なくとも25倍の貯蓄目標を設定します。日本においては資産1億円くらいらしいです。
つまり、FIREを達成できるようにするには、生活費25年分を貯蓄して、投資の利回りを4%以上にすることといえます。
よくはわかりませんし、お勧めするわけではありませんが、こういう計画を立てることは、人生にとって有意義なことと思います。
#GDP
円安もあって,ドイツに抜かれ,世界4位になりかねません。かつては、 GNPでしたね。
グローバル化で海外で経済活動を行うようになったため、国民の生産活動を基準としたGNPでは、一国の経済活動を正確にはとらえにくくなってきました。そのため、2001年以降、日本の国内での生産活動を基準とした「国内総生産(GDP)」が用いられています。
もう一つ、「国民総所得(GNI)」が使われるようになってきました。1993年に国連が、GNPからGNIへと統計の基準を変更したからです。
GNPとGNIは、国民が生み出した付加価値の合計と、受け取った所得の合計は同じ金額です。
GDPとGNIの差となる「海外からの純所得」のほとんどは、国際収支の「第一次所得収支」(従来の「所得収支」)です。
GDP・・・国内で生産された商品・サービスの付加価値の合計
GNP・・・国民が生み出した商品・サービスの付加価値の合計
GNI・・・国民が受け取った所得の合計
GDPとGNPは、国内で生み出された付加価値か、国民が生み出した付加価値かという違いです。
日本人の海外での稼ぎは、日本のGDPには含まれませんが、日本のGNPには含まれます。
外国人の日本での稼ぎは、日本のGDPに含まれますが、日本のGNPには含まれません。