◯ボキャブラリーの量
興味のあることについては、ボキャブラリーが増えていくものです。
ボキャブラリーを増やすことは、単に知識でなく思索を深めることになります。
先日,卓球の伊藤美誠選手のインタビューで,「やっぱ」が多くて、気になりました。以前,サッカー選手が「そうですね」の連発を指摘しました。特にゴン中山さん。
まあ,試合直後のインタビューなら理路整然と答えてほしくもないので、ご愛嬌です。
日常会話ではともかく、ビジネスでは、同じ相槌を繰り返す人は,未熟にみられます。
食レポも、「うまーい」「おいしーい」しか言わない、言えないタレントたち、いや、番組などは、みていて,なんだかなあ,と思います。
お店に取材許可を取ったり、ゲストに作ってもらった料理に、ダメ出しなど、できないから、皆んな、同じ感想です。なら、カットしろと思うのですが。
◯ビックデータ
人間は関心を抱くことについて、区別するために、名付けていきます。ボキャブラリーが多い分野ほど、生活に影響を与えていることになります。
ですから、その人のボキャブラリーをみると、何に関心があるのかがわかります。
国や民族,そのコミュニティの関心ごともわかります。
日本では、雨や風などを区分けしたり形容する語句が多いのです。
トレンドも、ビックデータからの分析、例えば、どのワードが、つぶやかれているかを調べると、世間の関心事が示されるわけです。
自分自身についても、わかるということです。
◯言葉の練習帖
私は、言葉の練習帳を作るために、いろんな言葉を集めていました。50音順やいろは順、同じ音の韻を踏んだものなど、ラッパーのようなこともしていたのです。
滑舌や早口言葉については、練習課題として自分で作らせる方が効果的なので、課題にして広く集めました。
そのボキャブラリーをみると,その人のことがよくわかります。
たとえば、アを三つ入れて短文をつくる,これを50音で順に書き出していくと、後になるにつれ,趣味やその人の専門分野のワードが出てきます。だんだん疲れて面倒にもなり、本人のベーシックなワードが出てくるのです。しりとりなどもそうでしょう。
言葉の練習帳は、使う本人がつくるのが、よいのです。英会話での自己紹介と同じで、自分の知る言葉が最も使う機会が多いからです。その人の趣味や関心ごとについて、言葉を集めれば,たくさん早く書き出せます。
たとえば,無類の肉好きの人なら、これで滑舌の練習を。一石二鳥です。
身体に興味を持つ人は、人体と比較対象しましょう。ハラミは横隔膜、ハツは心臓ですね。
◯牛肉の部位
カシラ、ネック、クラシタ、ザブトン、サンカク、ブリスケ、クリ、ウワスジ、ミスジ、ウワミスジ、トウガラシ、リブロース、リブキャップ、リブロース芯、マキ、エンピツ、サーロイン、インサイドスカート、ナカバラ、トモバラ、ササバラ、カイノミ、ヒレ、シャトーブリアン、ランプ、イチボ、メガネ、ヒウチ、ウチモモ、ソトモモ、なか肉、シキンボウ、ハバキ、センボン、マル、友三角、シンシン、マルカワ、スネ
(ホルモン )
ツラミ、タン、ハツ、ハツモト、フワ、セキズイ、タチギモ、ネクタイ、ウルテ、シビレ、ミノ、ハチノス、センマイ、ギアラ、ヤン、ハラミ、サガリ、レバー、コブクロ、マメ、ヒモ、シマチョウ、テッポウ、テール、アキレス