◯一曲あたり25パーセントの声って?
観客が声を出すことでの条件を定めて、ライブハウスの会場の収容率を100%とすることを認めるガイドラインがまとめられました。
マスクの着用や換気など、感染対策を徹底したうえで、観客の声が通常の会話の音量を上回らず、観客が声を出せる時間が1曲当たりの25%程度を限度とすることを挙げています。
さて、話を戻して
◯芸人に席巻される世の中
役者やお笑い芸人が,報道やMCなど、公のモラルを基準と掲げるような仕事をすると、ややこしくならざるをえないのです。アナウンサーのタレント化、芸人化と同じです。
でも、そのキャスティングをメディアや視聴者が望むからです。芸とアドリブ,コメントも、それぞれの役割も、もう混在,混乱させている。そういう時代です。
芸人がCMなどに出るなら、素行も気をつけないと自分の首をしめてしまうのは、当然でしょう。これも今の時代の変容です。香川照之さんのように、役者も知名度とブランド力で、普通の人の月収を1日で稼ぐようになっては、社会的リーダー役を果たすくらいのことを求められるのです。まあ、あまりに不自然ですから、引きづり落とそうという邪悪な力が、裏にあったのは間違いないでしょう。
◯メディアのワンフレーズ化
爆笑問題の太田光さんも旧統一教会発言での正論で,あれこれなっているし。
芸人の方が、本音を吐いて本質的なことを言っているのですから、専門家がもっとプロとしての技量を磨かなくてはならないのでしょう。
しかし,この複雑な時代、まともな専門家であれば、テレビの求めるようにシンプルかつわかりやすいコメントでは伝えられないのです。良心的な人は出演を続けるのをためらう,いや降ろされるでしょう。
一言フレーズ,スローガン得意,断言する人が受けがよいのです。
そうしたコンセプトの切り取りにもっとも優れているのが、今のお笑い芸人です。もちろん、そこに学ぶことも多いでしょう。
かつては,時代を歌で知りました,コンセプトは,コピーライターが示しました。その役割がお笑い芸人に移ったのです。
先日、「紅白歌合戦とマイノリティ」ということを聞かれて,ちょいと驚きました。東西で分ければよいという人もいたのですが、NHKでなく出る人が選べばよいのでは。
これまでも厳密に男女で分けていたわけでないし。めんどくせぇ〜