◯AI音声の活用
世界アルツハイマーデーの21日、AIにより、声で認知機能の状態を測定するサービスが試行されました。
自動音声「年齢は何歳ですか?」に、「◯歳」と答えると、
自動音声「認知機能は正常です」と。
脳の健康チェックフリーダイヤルです。日づけと年齢を答えると、
答えでなく、声のゆらぎなどを検出し、AIが認知機能の状態を測定します。
軽度の認知症の人への実験では、93%の精度で認知症と判定できたそうです。
NHKの報道番組では,すでに、一部のニュースをAI音声が読み上げています。
7月の参院選報道でも導入されました。
アナウンサーの話し方をニュース調や会話調などニュアンスも含め、学習して、今は、女性に加え、男性の声も加わりました。朝のニュースでも使われるようになっています。ほとんど,本物のアナウンサーと区別がつかないくらいです。
◯芸能エンターテイメントとテレビ
秋本康さんが、
「(日本などの)ドラマのリメイクをハリウッドが買ってやり始めた、単独でハリウッドでやるものを今は多く作っている、音楽だけがなかなか難しい、ハードルが高い」
と言っています。
ー野球の野茂のような人が出れば、広がっていく、と。
まだ、野茂以前の状況というのは,私も同じ見解です。
ーテレビがつまらなくなったのではない、テレビを見る時間がなくなった、他にやることがたくさん出てきて,そちらに時間がとられたー
ー今は、何話まで見た、と聞く、雰囲気や覗いてみたいだけ、
ーベスト盤,ハイライトシーンだけ。
と言うようなこともおっしゃっていました。
<カンブリア宮殿9/15>
◯短くなる
かつての音楽などが長かったのは、私たちの生活で、見ることのできるコンテンツに対し、時間があったからだと思われます。
日本の芸能なども同じです。芝居でも相撲と同じく半日興行だったのです。
時代が下るに連れて、コンテンツは増える一方です。ストックされた記録媒体にいつでもタダでアクセスできますから,もう無限なのです。
一方で、一つのコンテンツは、どんどんと短くなってきました。
その分、シリーズやヴェージョンは、何話にも増えているのですが。
そして,今や,ネットや録音録画での再生,しかもスキップして倍速視聴にまで,なりました。
で、インプットをそれほど増やして、何になるのでしょうか。
こうした情報処理は何をもたらすのでしょうか。
続けます。